私は保護猫カフェから猫をお迎えしたのですが、準備する物としてケージは用意してくださいと猫カフェの方から言われていました。
猫の性格、年齢などによっては不要なケースもあるようですが、基本的にあった方が良いと思います。
私の猫は当時ちょうど1歳になるぐらいの頃でしたので、まだまだ好奇心旺盛、そして過去に別のお家でのトライアルで失敗したこともあるため、慣れるまではケージの活用をお勧めされました。
かと言って、ずっとケージに閉じ込めておくわけではありません。
今はケージは捨ててしまったのですが、いつまで置いていればいいか?出すタイミングなど、実際の活用方法をご紹介します。
保護猫をお迎えしたらまずはケージへ
これはお迎え当日、保護猫カフェの方から言われました。
家についたらすぐに猫をケージへ入れてあげましょう。
まず家を出る前に、ケージ内にトイレ、お水、爪研ぎを設置しておきました。
トイレの猫砂はお迎えのときに普段使っていたものを少し貰えたので、それをあらかじめ用意していたトイレに混ぜて匂いをつけます。
そこに猫を入れます。
ここまでできればあとは猫が自らケージ内の探索を始めますので見守ります。
私はケージの鍵を閉めずにいたので、しばらくすると自分から出てきて家の中も探索し始めたのですが、警戒心が強かったりビビりな子は固まってしまうこともあるようです。
また仔猫の場合、誤飲や狭い隙間に入っていったりなど思いがけない行動をする場合もありますので、一旦鍵を閉めておく方が良いと思います。
保護猫はケージにいつまで入れておけばいい?出すタイミングは?
ずっと閉じ込めておくのもストレスになりますし、出たがるようでしたら様子を見て出してあげてください。
そのとき脱走しないよう窓やドアは開いていないか、紐や輪ゴムなど誤飲してしまう物は無いか必ずチェックしてください。
ただ怖がっていたり、威嚇しているようであれば無理にケージから出す必要もありません。
保護猫の譲渡会や保護猫カフェからお迎えする場合、トライアル期間という猫がそのお家で生活していけるか、お試しみたいな期間があることが多いです。
トライアル期間中に慣れなかったらどうしよう…と不安になることもあるかと思いますが、猫のペースに合わせてあげることが大事だと考えます。
また怪我や病気をしていたり、先住猫がいるなどやむを得ない理由がある場合は出さない方が良いですので、いつまで入れておくかは猫の環境や状態でも判断が必要です。
野良猫を保護した場合は動物病院のお医者さん、譲渡会や保護猫カフェからのお迎えであればそのボランティアさんたちと相談しながら決めるのが良いと思います。
一人で悩まず、プロの方に相談してみてください。
保護猫をケージに入れる時間や期間は?
私の猫は仔猫ではなかったため、時間を決めてケージに入れていました。
夜になると夜鳴きやウロウロと徘徊し始めるので、保護猫カフェの方と相談し寝るときだけケージに入ってもらうことにしました。
夜はすんなり入ってもらってハンモックで大人しく寝ていたのですが、早朝になると活動し始めて、ケージの柵をガリガリ噛んだり登ったり、開けろー!と鳴きながら暴れていました。
ただここで要求に応えてしまうと意味がありませんので、可哀想ですがひたすら無視します。
2週間ほど経つとだいぶ落ち着いてきて、人間が起きてくるまで猫も寝るようになりました。
それから夜のケージ生活は終わりにしました。
ケージから解放されたあとはキャットタワーや爪研ぎベッド、人間の布団の中など好きなところで寝るようになり、これでようやく家に慣れたなと思いました。
いつまでケージを置いておくべき?
ケージは結構場所をとるし、掃除も大変だしいつまで置いておこう…と思う方もいるかもしれません。
私はお迎えから1年ぐらいは置いておきました。
ケージの上に登ったり、ハンモックでお昼寝したり、トイレもケージ内にありましたので、猫の部屋として使っていました。
ただキャットタワーや猫用ベッドなど、どんどんケージ外に猫の居場所が増えていき、ただのトイレ置き場となっていたため撤去しました。(トイレはケージの代わりに別途カバーをつけました)
こんな感じで全く使わなくなったのであれば撤去しても問題ないかと思います。
ただ脱走対策として窓を開けるときだけ入れておく、猫が日常的にケージでも寝たりくつろぐ空間になっている場合は置いておくほうが良いと思います。
保護猫はケージにいつまで入れておけばいい?出すタイミングや期間は?【まとめ】
家に慣れるまではケージをうまく活用することが大事だと思います。
私は初めて猫を飼うので、保護猫カフェの方に相談したり教えてもらうことがほとんどでした。
普段お世話しているのでその子の性格もよく理解しています。
夜寝るときケージに入れる方法も教えてもらいましたし、いつまでケージで寝てもらうかも相談して決めました。
ボランティアさんや保護猫カフェを運営されている方も忙しいと思いますが、大事な猫を送り出すのできっと相談に乗ってくれると思います。
こういった記事を参考にするのも有りですが、猫に合わせた対応をするためにもぜひ一度相談してみてください。