チンチラは鳴くことが少ない小動物ですが、鳴き声で意思表示をすることがあります。
チンチラも喜怒哀楽の表現を鳴き声でします。
チンチラの鳴き声「キュッキュッ」は、どんな気持ちで鳴いているのでしょうか。
チンチラはどんな時に鳴くのか、他の鳴き声の種類と感情にも触れつつご紹介したいと思います。
チンチラの気持ちがわかると、チンチラの感情表現を理解してその気持ちに答えてあげたくなりますね。
見ていなくても、鳴き声を聞いただけでその子の気持ちがわかると、話しかける回数も増えてコミュニケーションもとりやすくなると思います。
チンチラの鳴き声「キュッキュッ」の意味は?
チンチラが鳴くときは、うれしい時、甘えたい時、怒ってる時、びっくりした時と結構あります。
最初は「どうした?」となんで鳴いているかわからないと思いますが、理由がわかると「あ、そうなのね。」と理解して接する事ができるようになるかと思います。
チンチラがキュッキュッと鳴く時は甘えている時のようです。
遊んでほしい・構ってほしいと思うときは、小さく短くキュッキュッと鳴くそうです。
仕草と鳴き声を合わせると、なんともかわいいチンチラですね。
「はい、はーい」と声をかけて、撫でてあげたくなると思います。
撫でたときのうっとり顔はたまらいでしょうね。
他の鳴き声もそんなに大きくはなく、小さく鳴くみたいなので耳をすませて聞いてみましょう。
プップップッと鳴くときは嬉しい時や機嫌がいい時のようです。
部屋んぽが楽しくて嬉しくて、5分も10分もプップップッと鳴いているチンチラもいるようです。
「そんなに楽しいのーよかったねー」と飼い主もうれしくなりますね。
クックッ、キューキューと鳴いている時は寂しさと甘えがあるようです。
聞き分けることができたら、「そばにいるよー」と声をかけて抱っこして撫でてあげたいですね。
怒っている時やびっくりした時はどんな鳴き声?
普段、鳴き声が小さいチンチラですが、びっくりした時はかなり大きく鳴くようです。
ギャーギャーやグーグーと擬音系の大きな鳴き声なのでわかりやすいかと思います。
そんな鳴き声を聞いた時はチンチラの状況確認をしてみてください。
何かしら原因があるはずです。
ケッケッやギャッギャッは不満や怒っている時のようですので、抱っこが嫌な時にも鳴くらしいのでそんな時はそっと一人にしてあげましょう。
無理に抱っこを続けると噛まれる可能性もありますので、チンチラに不満を与えないようにしましょう。
何もしていないのに、不満や恐怖で鳴くときもあるそうなので、そんな時はそばに寄り添って声をかけてみましょう。
原因がわからない時は戸惑うかもしれませんが、しばらく様子を見て心配がある場合は病院で診てもらいましょう。
他にはどんな時に鳴く?
喜びと怒りの表現はどの動物にもありますね。
チンチラはあと、どんな時に鳴くのかというと、おやつをねだる時、ケージから出たい時、それから、寝言もあるようです。
寝言は聞いてみたいですね。
おねだりの時はキュッキュッ・プップっと短いときと、キューキュー・プープーと鳴くようです。
痛い時や怒っている時は「ワンッ」と犬のように鳴く時もあるようです。
ブラッシングの際に毛玉ができていて毛玉に引っかかった時に「痛い!」というように「ワンッ」と鳴くみたいですね。
発情期にもオスがホウホウホウとフクロウのように鳴いて、メスも発情期には落ち着きがなくなって、アンアン・ヴォヴォのような感じで鳴くようです。
赤ちゃんの時にも「ママー」「パパー」というようにミューミュー・ピーピーと呼ぶ事があり、近づいて声をかけただけで落ち着いて泣きやむこともあるそうです。
チンチラが鳴いたら、その声に気づいてあげて声をかけたり様子を見ることは大事な事ですね。
飼育環境や気温の変化でもご機嫌ななめになることがあるようなので、なんにもしてなのに不機嫌そうな鳴き方をしていたら環境を整えなおしてみてください。
チンチラの鳴き声「キュッキュッ」の意味は?鳴く声の種類と気持ちをご紹介【まとめ】
チンチラの鳴き声は重要な感情表現なんだなと思います。
寝言は個体によって色々あるみたいですので、寝ている時、なんか鳴いているなと思ったら寝言なのかもしれません。
ピーピーと小さく子もいれば、わりと大きめに鳴いている子もいるようです。
飼い主とコミュニケーションをとる時に甘えた鳴き方をされたらたまらないですね。
懐いてくれている証拠ですし、家族には鳴かないのに私だけに甘え声を出す。
なんてなったら、ドヤ顔になるはずです。
道路工事などの大きい音や騒音にも警戒や怯えで鳴いたりするようなので、擬音系で大きい声で鳴いている時は様子を見てあげてください。
不安そうに見える場合は優しく声をかけ撫でてあげると安心して鳴くのをやめる事もあるそうで、愛おしくなりますね。
できることなら、一緒に寝たくなりますね。
なかなか鳴き声で判断できない場合もあるかとは思いますが、表情や行動と合わせてチンチラの気持ちを読み取ってみてください。