チンチラの耳がぺたんと垂れる原因は?どんな時?耳の役割を解説

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最近、ペットとして流通しているチンチラですが、チンチラに詳しい獣医さんが少ない事もあり、情報が少なかったりします。

ちょっとでもいつもと見た目が違うと心配になりますよね。

いつもは耳がピンと立っていて、丸みのあるフォルムがかわいいチンチラですが、耳がぺたんと垂れていると、元気がないのかな?と気になるかと思います。

犬や猫も怯えていたり警戒すると耳が垂れたりしますが、チンチラの耳がぺたんとなるのはどんな時なのか、調べていきたいと思います。

気になる事を解消できるようにしていきましょう。

 

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目次

チンチラの耳がぺたんとなるのはどんな時?

チンチラの耳が垂れている時間帯はどの時間か見てみましょう。

動いている時に片方の耳が垂れてぺたんと閉じている時は寒い時だそうです。

チンチラの防寒対策という感じですね。

野生のチンチラは片耳で体温を調節して、もう片方は周りの音を聞くためにする行動だそうです。

そのような耳の垂れ方をしていたら、エアコンなどをつけて少しお部屋を暖めてあげてください。

もう1つは寝起きの時です。

耳を垂らして眠そうな顔をしていたら、起きたばかりで、体に力が入らず、耳がぺたんと垂れているそうです。

目覚めがスッキリすると、耳もピンと立つそうなので心配はないようです。

ある程度の寒さには対応できるチンチラですが、片耳が垂れていたら、かなりお部屋が冷えていることになりますね。

雪の多い地方では冬は注意が必要かと思います。

 

耳がぺたんと垂れる病気はある?

チンチラの耳は健康のバロメーターとも言われるそうです。

耳は特に病気になりやすい場所のようです。

耳が垂れているだけではなく、耳と頭が頻繁に傾いている場合は内耳炎になっている可能性があります。

他に耳の中がくっついている場合も内耳炎の疑いがあるそうです。

自然治療では治すことが難しく、他の病気を併発してしまうそうなので、耳と頭が頻繁に傾いている時は受診をおすすめします。

チンチラの耳掃除は基本的にしなくても大丈夫な動物で、ダニが付着しずらい体のようです。

ですが部屋の湿度が高くなると、ダニやカビの発生率が高くなり床材などから発生したダニがチンチラの耳に付着してしまうことがあり、耳をかきすぎてしまうそうです。

もし、耳をかゆそうにしていたら、耳の洗浄をしてみてください。

体が濡れることがNGの動物なので、洗浄の仕方は病院に相談してみてください。

耳掃除をしてしまったことで耳を傷つけてしまうと、そこから細菌が入ってしまう危険性があるようです。

高温多湿の環境の日本ですので、お部屋の温度と湿度は常に気をつけましょう。

 

感情によって耳が垂れることは?

チンチラは懐くと、首や頬をなでられることを好みます。

飼い主に心を許すと自分から首をあげて体を近づけてくれるそうです。

そんな時、頭頂部をなでると耳がぺたんと垂れることがあります。

特に嫌がる素振りがなく、逃げていく事がなければ、気持ちいい顔をしてうっとりとすると思います。

これはとてもかわいい仕草ですね。

根元のほうまで指先を入れてなでてあげると毛玉予防にもなるそうなので、チンチラがうっとり顔をしてしたらなでてあげてください。

ブラッシングを嫌がる子もいるので、指先で優しく掻きなでるようにしてあげるといいかもしれませんね。

暑い時期は冷房が効いているか確認しましょう。

暑いとチンチラの耳の血管が拡張して赤く見えるそうです。

触るといつもより温かく耳が柔らかく感じるそうなので、頭をなでてる時に耳を気にして見てあげるといいかもしれません。

耳が赤い他に食欲不振や元気がない、よだれが垂れている場合は熱中症にかかっていますので注意しましょう。

 

チンチラの耳がぺたんと垂れる原因は?どんな時?耳の役割を解説【まとめ】

いつもピンと立っているチンチラの耳なので、ちょっとでもいつもと違う耳になっていると心配になりますが、耳の垂れ方・閉じ方に違いがあるので、整理現象なのか病気なのかがわかりやすいような気がします。

うっとり顔や嫌な顔と表情もあるので、耳を掻きすぎて嫌がっているようでしたら病院へ行きましょう。

耳のかかりやすい病気としては、耳にカビが付着してしまう事があります。

その他にも、フケのようなものがついていたり、かさぶたができる事があるそうです。

原因としては、湿気による細菌感染やビタミン・ミネラルの不足によってなるようです。

対策としては、お部屋は適温適湿を保ち、ビタミン・ミネラルをとれるようにしましょう。

感染症になると耳が脱毛して、鼻のまわりにも同じような脱毛になるようです。

耳からウミがでる、緑膿菌による感染症もあるそうです。

毛色の濃いチンチラは耳にほくろができるらしいですが、あくまでもほくろで病気ではないようです。

逆に毛色が薄い子は耳の血管がよく見えたり、シミができやすいようです。

耳に内出血が見られる場合は金属に擦れたり、挟まれたりするとなるそうなので、ケージの中は安全に過ごせるようにしておきましょう。

こうやって調べてみると、チンチラの耳は健康のバロメーターということがわかるような気がします。

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