抜群の運動能力があって、牧羊犬で活躍している犬種のボーダーコリーですが、似た犬がいて見分け方がわからない!
そんな方の為に、ボーダーコリーに似た犬はどんな犬種なのか調べていきたいと思います。
ボストンテリアだと思ったら、フレンチブルドッグというパターンがよくありますが、ボーダーコリーだと思ったら違う犬だった、とならないように見分け方をみていきたいと思います。
全犬種の中ではトップクラスの頭のよさがあるボーダーコリーなので、特徴をみていきましょう。
ボーダーコリーに似た犬は?
ボーダーコリーと似た犬はオーストラリアン・シェパード!
ボーダーコリーの原産国はイギリス。
オーストラリアン・シェパードは名前についているように原産国はオーストラリアになるそうです。
どちらも牧羊犬として活躍している犬種で、運動能力があって外見も似ていて、なかなか見分ける事ができないという声があるようです。
耳の形、尻尾で見分けるポイント
体格が似ているので、見分けるポイントしては、体の一部を見ると分かるとされています。
まず違うところは耳の形になります。
ボーダーコリーは耳が直立していることです。
なかには途中で折れて半直立の耳の子がいるようです。
オーストラリアン・シェパードは折れ曲がり、ローズ耳と言って横をむいた三角形の形をしているようです。
どっちかな?と思ったら耳が直立か垂れているかで見分けができるみたいですよ。
それから尻尾。
ボーダーコリーは長い尻尾をしていて、オーストラリアン・シェパードは断尾の習慣があるようで、短い尻尾のようです。
今では家庭犬と飼われる事が多くなったので、そんな習慣が少なくなり生まれつきの短尾の子がいるようです。
被毛も見分けるポイント
ボーダーコリーは長毛と短毛の2種類があり、顔・胸・足などに白い毛が入っています。
オーストラリアン・シェパードは毛色がブルーマール・ブラック・レッドマール・レッドの4種類の毛色があって、毛の長さは中くらいの長さをしているようです。
個性的な配色とウェーブかかったゴージャスな被毛をしているのなら、オーストラリアン・シェパードの可能性が高いようです。
個体差はあるかと思いますが、一般的に見分けるポイントは「耳」「尻尾」「被毛」を見ると見分けがつきそうですね。
体格的にはスマートな体つきで中型犬と言われていますが、中型犬のなかでは大きめなのがボーダーコリー。
がっしりした体格がオーストラリアン・シェパードで、透き通った薄い水色の目をしているのも特徴のひとつと言われています。
このポイントで少しの違いに気づいて見分けられるかと思います。
どちらの犬種も運動能力は高くて、頭のいい犬種なので、相性の合う子と出会えるといいですね。
シェルティとラフコリーもボーダーコリーと似た犬?
シェルティとはシェットランドシープドッグの愛称で、ボーダーコリーよりも小さい体格です。
もとは牧羊犬で、ルーツをたどればボーダーコリーと祖先は同じと考えられるようですが、毛色も違いますし、顔つきはボーダーコリーより鼻筋は細くシュッとしているかと思います。
ラフコリーは大型犬になり、名犬ラッシーのモデルになった犬種と言われています。
毛色は茶色と白のセーブルの被毛をしています。
同じコリー種になりますが、ラフコリーの毛質はボーダーコリーよりふわふわと柔らかい毛質かもしれません。
もふもふとした体と尻尾にスッとした鼻筋なので、ボーダーコリーとの見分けは見てすぐわかるかと思います。
コリー犬やシェパード犬は今では麻薬検知犬や救助犬などでも活躍する犬です。
人間との関わりが深い犬種と言えると思います。
ボーダーコリーに似た犬はどんな犬種?違いや見分け方はどこを見る?【まとめ】
ボーダーコリーに似た犬はオーストラリアン・シェパードなのかもしれませんね。
シェルティとラフコリーは毛色・毛質が違いますし、体格も顔つきも違うような気がします。
ボーダーコリーはスタリッシュなので、スポーツ犬かもしれません。
フリスビーを投げると高いジャンプ力で口でしっかりキャッチしてエネルギーがあふれています。
そんな光景を見るとまさに爽快な気持ちになります。
ボーダーコリーもオーストラリアン・シェパードもしつけはしやすく、頭がいいです。
似た犬だけど、どっちだろう?と思ったら、注目すべきポイントを見てみると違いがわかるかと思います。
どんな犬種でも相性があって愛情がわけば、愛する我が子になります。
犬種にこだわらず、すてきな犬との出会いであったらいいですね。
一緒に遊んで飼い主もスポーティーでありたいのならボーダーコリーかと思いますが、もとは牧羊犬として活躍した犬種なので、運動量は多いので、飼い主も体力をつけて賢くしつけをしていきましょう。
最近は家庭犬で飼う事が多くなったので、ボーダーコリーもオーストラリアン・シェパードも室内で飼う方が増えています。
中型犬や大型犬を飼う時は生活環境も考えて我が子として迎えるようにしましょう。
飼い主にも犬にも住みやすい環境を作っていきましょう。