愛嬌たっぷりで元気がよく活発、知性があり、性格は穏やかで温厚な初心者でも飼いやすい犬種です。
そんな性格が良く、元気いっぱいのボストンテリアを飼育する上でのデメリットや注意点についてまとめました。
飼い方の注意点を知る事でデメリットも対応していきましょう!
ボストンテリアのデメリットは?
ボストンテリアは短頭種と言う鼻の短いのが特徴の犬種です。
この特徴を持つ犬種は、体温調節が苦手なため夏の暑さや冬の寒さにとても敏感肌な犬種です。
この特徴のデメリットは、熱中症や脱水症状を起こしやすいです。
またボストンテリアの特徴でもある、くりっとした大きな目にもデメリットがあります。
それは目に外傷による腫瘍ができやすいチェリーアイと言う目の病気です。
他の犬種より目が飛び出ているだけに、あそびの中で目に異物が入りやすいのが原因の1つに挙げられます。
また皮膚トラブルが多いと言うデメリットもあります。
皮膚が弱いことからアトピー性皮膚炎にもかかりやすい犬種です。
ボストンテリアの飼い方の注意点は?
熱中症対策
ボストンテリアのような短頭種の犬種の飼い方の注意点は、夏の暑さ対策です。
日の高い時間帯の散歩は避けましょう。
夏場は朝や夜などの涼しい時間帯を狙いましょう。
また背中や首筋を冷やす保冷剤なども犬用で購入する事ができますので、そのようなアイテムを使うと効果的でしょう。
性格は穏やかで温厚ではありますが、あそびとなると夢中になりテンションが高く上がります。
夏場は呼吸が荒くなるよな事を避け、なるべく無理に興奮させるような事は控えましょう。
また水分補給も大切なので、いつでも新鮮なお水が飲めるようにしておきましょう。
あまり水分を積極的に摂らないような個体は夏野菜のきゅうりやトマト、スイカなどをおやつとして与え水分補給を積極的にさせてあげましょう。
日常生活では?
目がクリクリと大きい特徴を持つボストンテリア。
他の犬種よりも目が飛び出ているので、お散歩中の草などや犬や猫の多頭飼いの場合は、動物同士のあそびの中で目を傷つけてしまう事もしばしあります。
目が傷つくと、チェリーアイになりやすいので、目の高さくらい草が伸びているところや草藪を散歩させるのは控えましょう。
また犬や猫の多頭飼いの場合は、動物同士のらあそび中は怪我が起きないよう注意を払いましょう。
どの犬種にも言える事ですが、犬は猫と違い爪を隠している動物ではありません。
爪が伸びるとフローリングなどでカチャカチャと音を立てながら歩きますが、家の中を歩く時その爪が滑ってしまい足を脱臼しやすくなります。
犬が歩く場所には滑り止めのマットを敷いてあげるなどの工夫が大切になります。
上記の飼い方の注意点以外にも生活を共にしていると、他にも飼い方の注意点が見つかると思います。
その個体に合わせて臨機応変に対応しましょう。
ボストンテリアにデメリットはある?性格の特徴や飼い方の注意点は?【まとめ】
性格が穏やかで温厚で、知性がある人気の犬種ボストンテリア。
その性格の良さから多頭飼いにも適している犬種です。
どの犬種にも言えることではありますが、先天的にかかりやすい病気や怪我と、年齢を重ねる毎に出てくる後天的な病気や怪我。
飼育をしているとこのような病気や怪我は必ずと言ってもいい程の付きものです。
どんなに気をつけていても、かならず病気や怪我などのトラブルは起こります。
ただ、その病気や怪我などのトラブルやデメリットをよく理解し、未然に防ぐ努力は飼い主であるあなたにとって、愛犬を守るために怠ってはいけない事なのです。
家族として犬や猫などの動物をお迎えする時は、家族として身の回りの環境も整えることもとても大切な事になります。