子犬の時期はどの犬も小さくてコロコロしていてかわいいですよね。
ですが、成犬になったら想像以上に大きくなって、こんなに大きくなるなんて!
と思う事があるかと思います。
そうなると、ボストンテリアはいったい、どのくらいまで成長するのだろう?
と考えますよね。
今回は、ボストンテリアの成長はいつまで続くのか、どこまで大きくなるのか、注意点をふまえて解説していきたいと思います。
室内犬なので、大型犬のように大きくはなりませんが、季節によって気をつけなくてはいけないことも合わせて、ボストンテリアの成長過程をお伝えしたいと思います。
ボストンテリアの成長はいつまで?どこまで大きくなる?
ボストンテリアは3つの階級に分けられる珍しい犬種なので、子犬期は個体差あり、成犬になるまで、どの階級のボストンテリアなのかわからない場合があります。
小型犬に属するボストンテリアですが、ライトは7kg以下、ミドルは7~9kg、ヘビーは10kg以上という階級にわけられるので、成犬になった時の体重で階級の判断をしてください。
そうなると、成長はいつまで続くのか?となりますが、小型犬はだいたい10ヶ月で成犬になるそうなので、10ヶ月~1年経過した時の体重が、その子の成犬体重と体型になるかと思います。
私が飼った初代ボストンテリアは成犬で4.5kgだったので、階級はライトになります。
本当に小さかったし、成犬になってもチョロQのように動きまわりじゃれあうので、よく「子犬かと思った」と言われました。
今飼っている二代目ボストンテリアは7kgになるので、階級はミドルになります。
譲渡会で出会った子でしたが、出会った頃はものすごくあばら骨が見ても触ってもわかるくらいガリ子でした。
「これは痩せすぎ!」と思い、とりあえず食べさせないと・・・と食事を与え、あばら骨のゴツゴツ感が感じられなくなった時に体重を計ったら6.8kg。
もう安心と思いました。
階級の体重推移にあった体型維持の目安は?
階級によっての体重と、体型を真上からみて、くびれ感やあばら骨の感触をチェックします。
犬の体重の100gは人間で言うと1kgという話を聞きます。
人間でも1kgや2kg増えていたら「やだー太ったー!」となりますよね。
犬にも同じことが言えるかと思います。
動物病院で診察前に体重を計ると思います。
「前回より200g増えてますね」と言われた事があり、
「え?太りました?」と聞いたら、
「この体型だと標準範囲内です」と言われたので安心しました。
ですが、二代目のボストンテリアは、今のところ7kg以上にならないようにしています。
ボストンテリアは筋肉質でスポーティーでスタイリッシュな犬種なので、私は胸筋をチャームポイントの1つにしています。
真上から見て、くびれ感がなく、胴回りがコロコロしていると太り気味になるので気をつけましょう。
ボストンテリアの成長過程での注意点は?
ボストンテリアはアレルギー気質なので、成長過程で与えた食事でアレルギー反応をおこさないか観察することが大事な事だと思います。
アトピーなのどの皮膚炎になりやすいので、ニキビ状のブツブツが出ていないか、皮膚が赤みおびていないか、カサカサしていないか見てみてください。
私の二代目ボストンテリアは譲渡会で「アレルギー気質の子でチキン系は与えないようにしてください」と言われました。
なので主食としてラムを与え、副食としてウェットフードでビーフやカツオを少々混ぜて与えています。
おやつは馬肉ジャーキとカリカリ食感の豚耳の細切りをあげています。
そして、ご飯を食べる勢いがすごいです。
ガツガツ食べて、一瞬で食べ終わります。
食べるの早いなー。
足りないのかなーと思いがちですが、体重に合わせたドッグフードの量がありますので、ドッグフードのパッケージに記載されてあるものがありますのでチェックしてみてください。
ボストンテリアの成長はいつまで?どこまで大きくなる?成長過程での注意点【まとめ】
成長がいつまでなのかなどお話しましたが、ボストンテリアは成犬に成長しても、いつまでも子犬のような無邪気さがあります。
走りまわるし、破壊力もあったり、猛ダッシュしたり、家の中で運動会したり、俊敏です。
愛嬌たっぷりで甘えん坊で、いつまでも一緒にいたいと思います。
ボストンテリアは鼻が短い犬種なので呼吸がうまくできない時があり、特に夏の暑さが苦手です。
すぐ息があがるので暑い場所・暑い時間帯は避けましょう。
それから、冬。
毛が短毛という事もあり寒さにも弱い犬種です。
冬の散歩が苦手な子が多いので寒い日は無理をせず、室内で遊んで過ごす事もいいと思います。
子犬から迎えて、季節の変わり目には、冷房・暖房にも配慮して成長過程を見守ってください。
私のボストンテリアは東北雪国の冬の時期に散歩に行きたいとアピールするので、「寒いよ。絶対あるかないでしょ。」と話しかけながら、どうせ歩かないとわかっていたので、抱いて雪降る外に出ました。
案の定、鼻をブーブー言わせながらブルブルと私の腕の中で激しく震えだし、「だから言ったでしょー」と抱いたまま家の中に入ることがしばしばありました。
冬、だいたいのボストンテリアは、とある歌の歌詞のように、喜び庭をかけまわりません。
成犬になり7歳以上になりシニア犬になり10歳を過ぎると、この子とあといつまで一緒にいられるのかなーと考えるようになりますが、いつまでもベイビーちゃんと思えるボストンテリアなので、たくさん愛してあげてください。