ペットを飼うと、どうしても気になるのが、抜け毛。
長毛ですと毛玉ができてしまったりとブラッシングが必要になります。
こんなに抜けてハゲができちゃうんじゃないかと思いながら、ひたすらブラッシングする事もあるかと思います。
ボストンテリアは短毛ですが、びっくりするくらい毛が抜けます。
今回は、ボストンテリアの毛が抜ける原因、被毛の特徴や対策について解説していきます。
短毛なのでトリミングに行く事もなく、年間通して抜けるのでご自宅でできるお手入れ方法などお伝えできたらと思います。
ボストンテリアの毛が抜ける原因は?
ボストンテリアの毛はダブルコートと言われる短毛の犬種です。
ダブルコートとは上毛と下毛がある二重構造の毛になります。
換毛期もあり、春から夏にかけてと秋から冬にかけて2回あると言われていますが、そうなるとオールシーズンじゃん!となりますよね。
夏は自分の腕の汗にくっついて、抱っこからおろすと腕にすね毛が生えたように毛が抜ける時があります。
そうなんです。
ボストンテリアはオールシーズン毛が抜けます。
換毛期は本当に抜けます。
シャンプーをご自宅でする場合は排水溝の詰まりの原因にもなりますので、排水溝にネットをする事をおすすめします。
こんなに抜ける原因は病気かしら?
と思うかもしれませんが、病気だった場合は円形脱毛症のように毛が抜ける場合があるので、円形脱毛症を見つけた場合はかかりつけの動物病院で受診してください。
ボストンテリアの抜け毛のお手入れ方法は?
まずはコマ目にブラッシングです。
短毛用のゴム状のラバーブラシでブラッシングしてください。
長毛用のブラシですと、肌を傷つけてしまう事がありますのでご注意ください。
私のブラッシング場所はお風呂場です。
お風呂場ですれば、ブラッシング後に毛を集めてゴミ箱に捨てる事ができますし、残った抜け毛はシャワーで流せばOKだからです。
ですが、必ず排水溝にネットをしてください。
排水溝の詰まりの原因になります。
それから月に2回ほどのシャンプーです。
水圧を弱めて、シャワーヘッドを直接背中にあてて、泡と一緒に毛を洗い流します。
ですが、ドライヤーをかけた時もものすごく毛が抜けるので、脱衣所でドライヤーをしたら、クイックルワイパーや掃除機などで抜け毛の掃除をしてください。
月に何度もシャンプーしてしまうと必要な皮脂まで洗い流してしまうので、乾燥の原因になりフケが多くなる事があります。
それから、散歩の後などにシャンプーシートや固く絞ったタオルなどで拭いてあげる事です。
そうするとツヤのある毛になります。
元々、ツルツルとしたツヤのある肌触りのよい毛質なので、拭いてあげると更にツヤがでます。
イノシシやブタの毛でできているブラシでブラッシングするのもツヤが出るそうです。
ボストンテリアの抜け毛への対策や注意点はある?
被毛の特徴として、固くて短い毛なので、飼い主のファッションに影響がでます。
なぜなら、服の繊維に抜け毛が入り込むからです。
ニット系セーター系ですと繊維の間に入り込みすぎて、コロコロをかけても取れない場合があります。
私もニット系は着なくなりました。
冬はブラッシングすると静電気もおきるのでお気をつけください。
抜け毛を掃除してもあちこちに落ちているので、コロコロとモップ、クイックルワイパー等は必需品となります。
一緒の布団で寝る場合も近くにコロコロを置いて寝てください。
一緒に寝るのはうれしくて可愛くて、冬はあったかい布団の中になりますが、起きた時に見る抜け毛は「あららーたいへーん」となります。
布団にコロコロをかけたついでに、我が子の背中に直接コロコロをしちゃったりしてます。
初代のボストンテリアは背中にコロコロをすると「あ、これ気持ちいい。もっとしていいよー」といっているかのように、身をゆだねてくれてましたが、二代目ボストンテリアは「そんなのやめてよー」と逃げて行くので、その子の個性を見てあげてください。
粘着力が強いシートですると、必要以上に抜けてしまうので、ある程度粘着が弱くなったシートでしてくださいね。
ボストンテリアの毛が抜ける原因は?被毛の特徴やお手入れ方法を解説【まとめ】
固めの短い毛と少し柔らかめの短い毛があるボストンテリアですが、ツヤのある肌触りのよい毛質なので、気づくとしばらく撫でている事がよくあります。
我が子自身も撫でてほしくて寄ってきて、「撫でて~」と言っているかのように前足で私の腕をちょんちょんと触って身をゆだねてきます。
この仕草、本当にかわいいんです。
撫でるのをやめると「もっと~」とまた、前足でちょんちょんとタッチして催促してきます。
そして撫で終わると、カーペットや服にコロコロをかける。
そんな感じです。
多少毛が抜けても我が子がかわいいので、苦にならなくなります。
「今日も抜けたね~」と軽い気持ちで掃除するようになります。
抜け毛防止としてお出かけする時、抱っこした時、毛が落ちたり自分の服についたりしないように、我が子に合うお洋服を着せてあげるのも良いかと思います。
そして、犬の洋服の洗濯する前に一度、コロコロ等で毛をとってから洗濯してください。
手洗いする時は排水溝に注意して、洗濯機で洗う時は、次に人間の服の洗濯をするとなった場合、洗濯槽を水で洗い流すか洗濯槽洗いをして、残っていた毛が洗濯物につかないようにしてください。
何はともあれ、どんな事でも我が子に愛情たっぷりであれば、苦にならなくなります。
毛が抜けるけど一緒にお風呂に入りたくなるし、一緒に寝たくなるものです。
犬と共存するにはその子の個性を理解して、ケアをしてあげてください。
ボストンテリアは暑がりで寒がりです。
冬は布団がお友達になります。
「あれ?姿が見えないな。どこ行った?」
となった時、布団をめくってみてください。
かなり高い確率で布団にもぐりこんでいます。
そーっと布団をめくると、かわいいクリクリお目々の上目使いで「何?なんか用?」といっているかのような顔をしているはずです。
こちらも「今日はどんな格好で布団の中にいるかなー」と楽しみになって、動画を撮りながら様子を見るようになります。
どんな事でも楽しくなる愛犬との生活をお過ごしください。