常に人気犬種のランキングで上位にいるチワワは、コンパクトボディで目や耳が大きく、愛らしい顔つきで、誰にでも可愛いと言われる犬種だと思います。
毛色も様々で面白いですが、顔つきも個体によって様々です。
チワワの飼い主さんによって顔つきの好みは分かれていますが、それはなぜでしょうか?
チワワには、キツネ顔やタヌキ顔と言われる特徴があるらしいのです。
その特徴を知れば、今後チワワを飼う時に参考になると思います。皆さんはどちらの顔つきが好みですか?
なぜチワワは子犬の時も成犬になってからも可愛いの?
チワワの特徴として、子犬の時も成犬になってからも顔や体は小さいのに対して、目や耳は大きく、マズル(鼻)と口が顔の中心や下のほうに集まっていると思います。
この特徴により人が『可愛い』と思ってしまうのです。
チワワは他の犬種に比べて、成犬になっても顔つきや顔のバランスが変わることがあまりなく、いつまでも子犬のようなあどけなさが残っています。
人でも似たようなことがあり、”童顔”と呼ばれる人達はどことなく『可愛らしい』『アイドルみたい』などの印象を与えると思います。
チワワのキツネ顔とタヌキ顔の見分け方は?
マズル(鼻)が短いチワワは”タヌキ顔”、マズルが長いチワワが”キツネ顔”と呼ばれています。
見分け方や違いは、タヌキ顔のチワワはマズルが短く、全体的に丸みがある柔らかい印象です。
キツネ顔のチワワは、マズルが長めで、キリッとした顔つきでかっこいい印象です。
一般的には、マズルが短いチワワが人気で好まれますが、実はデメリットもあるみたいです。
特に歯並びが悪かったり、歯周病になりやすい傾向があると言われています。
歯並びが悪くなるといろんな支障がありますし、歯の隙間がなく口の中で菌が繁殖して歯周病になりやすいので避けたいところです。
マズルが長めのチワワのほうが嗅覚が鋭く賢い傾向があります。
健康面では病気のリスクが少なく安心です。
可愛いチワワの『ブサイク期』
『ブサイク期』、『崩れ期』などという時期がチワワにはあるみたいで、初めて聞く人もいると思います。
子犬から成犬になるにつれて、少しずつ顔つきや体つきが変わっていくため、飼い主さんはその過程で違和感を感じてしまうのだと思います。
小さい顔は変わらず耳が大きくなり、足がだんだん伸びてきて格好が悪い時期があると思います。
しかし個体によって様々ですし、成犬になっても変化する個体もあるみたいです。一般的には、1〜2歳くらいで落ち着いてくると言われています。
チワワの美人顔や可愛い顔の3つのポイント
・マズル(鼻)が短い、もしくは短すぎず長すぎずちょうどいい
・目が大きい、もしくは目が大きすぎず小さすぎず、黒目のバランスが良い
・顔の中で目鼻口のバランスが良い
この3つがチワワの美人顔のポイントと言えます。
人によって美人顔や可愛い顔の感覚は違うと思いますが、見分け方のポイントとして知っておくといいと思います。
また、被毛の種類でも顔の印象は変わります。
スムースコートのチワワは、毛が短いことでチワワ特有の頭の形がはっきりして、より可愛らしく見えます。
ロングコートのチワワは、柔らかいフワッとした毛質で品のある華やかな雰囲気に見えます。
チワワの毛色も様々で、色によって印象も変わります。
単色や2色3色入ったチワワがいれば、濃い色や淡い色などがあります。
こちらも好みが分かれますが、色からくるチワワの印象も美人顔や可愛い顔のチワワを選ぶポイントになりやすいです。
チワワのキツネ顔とタヌキ顔の見分け方は?美人顔を選ぶポイントとは?【まとめ】
結局のところ、人が可愛いと思うところは似ているところが多く、そのことを踏まえて人が可愛いと思われるチワワを品種改良してきたことは事実です。
その事実により、人気不人気で売れ残りの現象が起きているのです。
でも、人によって選ぶポイントは様々です。
チワワの顔つきや選ぶポイント、タヌキ顔やキツネ顔の見分け方などは参考程度にしていただき、まずは自分の直感や好みを優先し自由に選んでいただきたいと思います。
そのほうが実際に飼われた時により愛着が湧くことと思います。