「ペットのマルチーズの無駄吠えがなおらない!ちゃんとしつけてるのになんで?」
とお困りの方はいないでしょうか?
今回は吠える理由について知りたい方のために、お役立ちの情報をお届けします!
なぜマルチーズがずっと吠えるのか、その行動に対してどのように向き合い、どうしつけるべきなのか…。
飼い主とマルチーズとの絆をより深めるために、ぜひご一読ください!
無駄吠えとは?
犬の吠え癖の事を総称して”無駄吠え”などと呼んだりしますが、実際は無駄に吠えてるということはないのです。
犬にとっては感情を表現したり、何かを訴えるためのコミュニケーションツールとして吠えているので、吠えるという行為はごく当たり前なことなのです。
では、ずっと吠える対策を考える時に大切な事は何か?
それは「なぜ吠えているのか?」というのを理解することです。
マルチーズがずっと吠えるのはなぜ?
一般的に犬が吠える原因として、大きく2つの種類に分けられます。
構ってほしくてずっと吠える「要求吠え」、来客や見知らぬ人や犬に対する「警戒吠え」の2つが主な吠え方です。
特にマルチーズのような小型犬は吠えやすい犬種でもありますね。
皆さんも外を歩いている時に吠えられ、それが小型犬だった!
なんて経験をした事があるのでは?
ではそれぞれの吠え方にどのような特徴があるのか具体的にみていきましょう!
要求吠え
犬が何かを要求する際に発する吠え声のことを指します。
「遊んでほしい!」「おやつちょうだい!」「外に出たい!」など、周囲の状況に対してなんらかの欲求や要望を表明したり、飼い主に甘えたいがために伝える手段として吠えています。
幼犬期の頃に多く、要求が通るまで飼い主に向かってしきりに吠え続けます。
警戒吠え
犬が周囲の状況や環境に対して不安や緊張を感じ、それに対処するために発する声のことを指します。
犬が新しい人や動物、異音、異臭、あるいは見慣れない状況に対して興奮や不安を感じると、その警戒心を表現する手段として吠えることがあります。
例えば、お散歩中に他の犬や人に吠えたり、室内だとインターホンの音に対して過剰に反応し、未知の物に対して警戒し吠えたりします。
吠え方は短く3~4回吠えて、少し間を置いてまた短く3~4回吠える、という吠え方を繰り返します。
無駄吠えへの解決策と対処法
一度吠え癖がついてしまったら、もうなおらないの?と心配になりますが、そんな事はありません!
正しいしつけや対策をすれば吠え癖はおさまりますが、吠え方によってそれぞれ対処法は変わります。
要求吠えの場合は、ズバリ徹底的に無視しましょう。
ずっと吠える場合は無視を貫き通し、『吠えても意味がないんだ』と犬に意味付けさせることが重要です。
静かになったらおもいっきり褒めてあげると、より効果的になります。
警戒吠えの場合は、犬を安心させる事でおさまります。
さまざまな環境や刺激に慣れさせることが大切です。
幼犬の時期から様々な場所や他の動物、人々との交流を通じ、犬が新しい状況に適応できるようにしましょう。
また室内では、玄関や窓の近くにハウスを置かないことで犬が安心して過ごせる環境をつくってあげることも警戒心を緩和するアプローチとなります。
吠え癖に対するNG行為!
結論からいうと、中途半端なしつけは厳禁です。
例えば要求吠えの場合、先ほど紹介した無視をするというのがベストな対策ですが、ここで飼い主が「ずっと吠え続けて可哀想…」と要求に応えてしまうと、犬は『吠えれば言う事を聞いてくれる!』と学習してしまい、さらに要求吠えがエスカレートしてしまいます。
やっていい事、悪い事の判断をハッキリとつけさせ、褒めと叱りを上手く使い分ける事によって、愛犬も良い悪いの理解を深める事ができます。
マルチーズがずっと吠える理由と対処法!吠え癖に対するNG行為とは?【まとめ】
いかがでしょうか?
今回は、マルチーズがずっと吠える原因と対策について解説いたしました!
犬にとって吠えるという行為は、我々人間が話をするのと同じくらい大切なコミュニケーションだという事が分かりましたね。
吠え癖のしつけは幼犬の頃からトレーニングをするのが望ましいですが、成犬になってもなおすことは可能です!
しかし、幼犬期と比べるとハードルが高くなってしまうので、そういう場合は早めにトレーナーに相談することをおすすめします。