「ウチのワンちゃんって、太りすぎ…?」
愛犬に餌を与えすぎかな、と心配になる時ってありますよね。
しかし、適正体重は何キロなのか、肥満の基準はどうなっているのか、飼い主の皆さんが正確に知ることは意外と難しいものです。
この記事ではマルチーズの太りすぎの原因から始まり、体重をチェックする方法、肥満対策やダイエット方法、健康的な体重管理のポイントまでを詳しく解説します。
愛犬の健康を守りながら、一緒に過ごす日々をサポートするために、ぜひお役立てください!
マルチーズの太りすぎの原因は?
太りすぎている原因の多くは、飼い主さんの日頃のお世話にあります。
大きく「運動不足」と「食事の与えすぎ」の2種類に分けられます。
適正体重と運動量
マルチーズの適正体重は、3キロ前後です。
骨格によっても個体差があるので、3キロを超えたから太りすぎ!とは一概に断言できません。
また小型犬であるマルチーズは、中型犬や大型犬と比べてそれほど激しい運動量を必要としません。
それゆえに運動不足になる傾向があるので、より運動量の管理が重要になります。
ドッグランも有効ですが、小型犬のマルチーズは前述のとおり激しい運動量を必要としないので、かえって足腰を痛めてしまうかもしれません。
部屋で遊んであげる程度の運動量でも充分といえるでしょう。
室内犬でもお散歩は必須!
時折、一部のペットショップは「室内犬だからお散歩させなくていい」という営業トークをするという話を耳にしますが、決してそんな事はなく、どんな犬にもお散歩は必要不可欠です。
ずっと室内で過ごさせていると、太りすぎどころかストレスも溜まり、さらには社会性も身につかなくなり、あらゆる犬や人に吠えてしまう迷惑なワンちゃんに育ってしまいます。
では、マルチーズのお散歩は一日どれくらいすればいいのか?
これは体格や年齢、性格によっても変わるのですが、1日2〜3回、10〜20分程度で終わる短い距離の散歩を行うのが理想です。
あまり長時間お散歩をしすぎると、足腰を痛める原因になってしまいます。
ダイエットの方法
マルチーズのダイエット方法は様々ですが、ワンちゃんの日頃の生活を鑑みて、運動不足の解消か、食事制限のどちらかを優先すべきか飼い主が考える必要があります。
運動不足の場合は、適度にお散歩に連れて行ったり、お部屋で遊んであげるとストレス解消にもつながりますよ。
食事制限の場合は、ドッグフードに記載されている”給餌量の目安”のグラム数の食事を与えることを徹底しましょう。
目分量ではなく、カップで量ることをおすすめします。
おやつの量には要注意!
可愛い愛犬におやつをねだられたら、ついついあげたくなっちゃう…。
そんな油断が、太りすぎの原因になっているかもしれません!
おやつの適正量は、1日に必要なカロリーの10~20%です。
犬用のおやつは人間から見たら欠片ほどの大きさですが、ヒトよりも小さい犬からすればその一つだけでも結構な量になります。
適正以上のおやつを与えすぎるとあっという間に太ってしまうので、あげすぎには充分気を付けましょう!
マルチーズの太りすぎを解消する方法は?健康的なワンちゃんに!【まとめ】
いかがでしたか?
マルチーズの太りすぎの原因は主に「食事の与えすぎ」と「運動不足」だということが分かりましたね!
もちろん原因はそれだけでなく、避妊手術後にホルモンバランスの変化で肥満になるケースなどもありますが、ほとんどの原因は飼い主の日頃のお世話に直結する部分が多いといえるでしょう。
犬はたった1グラムの差でも健康状態が左右されるので、体重管理が難しいかもしれません。
もし1人で管理するのが大変だったり、分からない事があったらすぐに獣医やブリーダーにアドバイスを求めましょう。
一番身近にいる飼い主が理解して、愛情をこめて健康で長生きなワンちゃんを育てましょう!