トリミングって意外と面倒くさいですよね?
予約はなかなか取れないし、人間と違って時間もかかります。
そして何よりもお金の面が一番ネックになるかと思います。
筆者もマルプー飼い主として、その悩みを抱える内の一人です。
この記事では、そんな面倒臭いトリミング頻度を減らすためのお手入れ方法と必要性について紹介をしていきます!
マルプーのトリミング頻度ってどれくらい?
マルプーのトリミングは1ヶ月に1回から、1ヶ月半に1回が適切な頻度と言われています。
これは他の犬種と比べて高い頻度であると言えます。
マルプーのトリミングの費用は地域やサロンによって異なりますが1回に5000円以上する場合がほとんどです。
高級店では1万5000円を超えることがあります。
頻度については後述しますが、年間で考えると大きな出費になります。
そんなトリミングの目的は「犬の健康」に影響を与えます。
トリミングでは普通、毛や爪のカットを行いますが、毛が伸びすぎてしまうと皮膚病やニオイの原因になります。
そして、足の裏の毛が伸びると滑りやすくなり大きな怪我につながる恐れがあります。
爪が伸びてしまうと、肉球や足先を圧迫して痛みが生じたり、他の犬や人間を傷つける原因になります。
筆者の飼っているマルプーは顔の周りの毛が伸びやすく伸びてくると目ヤニが増えてきます。
その目ヤニが原因で病院に行かせたこともあるくらいです。
このように個体差や体の部位による差がある場合もありますが、いくら費用が高いと言っても節約してトリミングをしないという選択肢は賢明ではありません。
マルプーの毛は、伸びやすく抜けにくい性質があり、柔らかくてクセ毛のようにふわふわしている特徴があります。
そのため毛が伸びてきていても、気づきにくくなっています。
また、マルプーの長所である体臭が少ないという点もトリミングへの意識を低くさせる傾向があります。
そのような場合、足の裏の毛に注意がいきにくいためいつの間にか伸びた毛による怪我等に気をつけておく必要があります。
トリミングは犬の健康を守るために必要なことであり、特にマルプーは毛の伸びに気づきにくいため、飼い主が日頃からよく観察することが重要です。
適切なトリミングのタイミングは?
犬全体を見た時に適切なトリミングのタイミングは1ヶ月〜3ヶ月に1回と犬種や生活環境によって様々です。
マルプーは1ヶ月〜1ヶ月半に1回と比較的早い間隔でトリミングが必要になります。
その理由は、マルプーの毛の特徴です。
マルプーは毛の伸びが早いプードルと長毛種犬と呼ばれる毛が長く絡まりやすいマルチーズのミックスになるからです。
そのためほとんどのマルプーがトリミングの頻度が高いといえます。
逆に、短毛種犬と呼ばれる、ボストンテリアやボクサーなどは2〜3ヶ月に一度皮膚ケアの目的でトリミングに行きます。
このように毛の長さや伸びやすさがトリミング頻度に影響を与えます。
毛が伸びる他にトリミング頻度に影響を与える因子としては、ニオイや毛玉等があります。
これらは、犬の遊び方やゲージ内での過ごし方によって変わってきます。
例えばよく公園で散歩をする犬と室内ドッグランなどで遊ばせる犬では汚れ方が異なります。
外の汚れは室内ではきついニオイに変化することがあります。
また、筆者が飼っているマルプー兄は綺麗好きでゲージ内のベッドで必ず寝ますが、マルプー妹の方はよくトイレの上で寝ています。
涼しいんでしょうかね?
トイレシーツの交換が遅れた状態で寝られるとベタベタになってしまいます(泣)
このように個体差や飼い方によってトリミング頻度に影響を与えることがあります。
マルプーのトリミング頻度を減らすにはどうしたらいい?
トリミングの頻度を減らすために必要なことは日頃からのお手入れです。
トリミングは犬の健康を守るためにほとんどの犬が必要としている行為であり、マルプーは他の犬と比べ高頻度で行う必要があります。
トリミングは決して安いものではないため、頻度が高くなるほどお財布の負担が増えます。
そんなトリミングの頻度を減らすことができればその分愛犬との旅行等にお金がかけられるかと思います。
トリミング頻度を減らすために有効なお手入れ方法をいくつか紹介します。
①ブラッシング
一つ目は、ブラッシングです。
ブラッシングは最も簡単なお手入れ方法の一つでわざわざ時間を作る必要はなく、テレビを見ながらや犬がご飯を食べている間に行うことができます。
この後に紹介する例と異なり技術はほとんど必要ありません。
ブラッシングの効果としては、皮膚と被毛の健康や血行促進とマッサージ効果、皮膚の問題の早期発見などがあります。
ブラッシングはトリミング頻度に影響を与える課題の初歩的な部分をしっかりと解決してくれます。
②シャンプー
二つ目は、シャンプーです。
シャンプーは犬の皮膚と被毛を清潔に保ったり、悪臭を防いでくれたりします。
人間と同じで犬もニオイやベタつきがでると、精神的にもあまり良くありません。
定期的にシャンプーを行うことで毛玉等を防ぐことができ、トリミング時の追加費用を取られずに済みます。
デメリットとしては、犬にも合うシャンプー合わないシャンプーがあるということや初めのうちはセルフシャンプーの場合暴れてケガをする恐れがあることです。
普段行くトリミングサロンのトリマーさんにシャンプーの種類や上手にやる方法を聞いてチャレンジしてみてください。
③セルフカット
最後は、セルフカットです。
これができればトリミングいらず?!
とまではいかないですが確実にトリミング頻度を減らすことができます。
特に足周りや顔周りの毛や爪のカットができるようになると、前述した課題を確実にクリアすることができます。
セルフカットもシャンプー同様少しコツが必要ですが、最近は簡単にカットができるような商品やコツを紹介した動画などが多く出ており、初心者でも簡単にチャレンジできるようになっています。
マルプーのトリミング頻度ってどれくらい?自宅でできるお手入れ方法をご紹介【まとめ】
以上で、マルプーのトリミングが必要な頻度とその頻度を減らすための方法についての解説を終わります。
いかがだったでしょうか?
マルプーにとってトリミングは切っても切り離せないものです。
ネックである費用を抑えて、その分別の幸せのためにお金を使えるようにすることができれば愛犬も幸せであるかと思います。
最後に紹介したお手入れは、健康のためだけでなく飼い主とのコミュニケーションにも繋がります。
ぜひ、やってみて愛犬との幸せな時間を末長くお過ごしください。