小さくて可愛らしい姿が人気のマルプーも売れ残りが発生します。
ペットショップでは生後2ヶ月から3ヶ月の子犬がよく売れます。
この時期に購入されず売れ残りとなってしまうのは、どのような理由があるのでしょうか。
売れ残った犬はどうなるのでしょうか。
この記事では、マルプーが売れ残る理由から売れ残りの犬を引き取る方法までご紹介します。
マルプーを飼いたいと思っている方は、ペットショップでの購入だけでなく売れ残りの犬を引き取る方法もあるので是非参考にしてください。
マルプーが売れ残りとして販売される大きさは?
動物愛護法により、犬や猫の販売は生後56日を過ぎるまで禁止です。
そのためペットショップに並んでいる犬は生後2ヶ月以降。
犬の売れどきは生後2ヶ月から3ヶ月の1ヶ月間と言われています。
犬は成長するにつれ生体価格が下がり、生後6ヶ月の成犬になると売れ残りとして販売されます。
マルプーの生体価格は毛質や大きさなどの見た目、健康状態によって決まります。
都市部では需要が高いため、価格も高くなり地域によっても販売価格が異なります。
ペットショップからの購入とブリーダーから直接購入で値段が異なりますが、相場としては20万〜50万と幅が広いです。
都心部のペットショップでは30万〜40万の価格で販売されている子犬が多いです。
マルプーの売れ残り理由は?
売れ残り理由の一つめは、成犬になるまで見た目の変化が大きいことです。
マルプーはミックス犬のため、成犬になるまでマルチーズとプードルどちらに似るかわかりません。
ペットショップに並ぶ生後2ヶ月頃は、毛質や顔つきなど特徴が現れ始める時期ですが、まだまだ変化します。
「飼うなら小さい頃から飼いたい」という買い手の心理からすると、生後2ヶ月のマルプーは見た目の予想が難しいです。
マルプーの成犬の大きさも3キロから5キロ以上と個体差があり、想像以上に大きくなってしまう心配があります。
二つめは、マルプーの性格です。
可愛い見た目と人懐っこい性格から甘やかされてしまい、飼い主の指示を聞かなくなってしまうことがあります。
おやつを欲しがったり、甘噛みが酷くなるという問題があります。
犬は警戒心が強いため、訪問者や散歩中にすれ違う犬に吠えることがあります。
マルプーの鳴き声は甲高いためうるさいと感じるかもしれません。
性格や吠え癖で飼育しずらいと感じることが売れ残りの一因となっています。
売れ残りの犬を引き取る方法
売れ残りの犬はブリーダーに返却されたり、譲渡会などで里親が募集されます。
ブリーダーに返却された場合は、繁殖犬として妊娠、出産を繰り返します。
譲渡会で売れ残りの犬を引き取ることも可能です。
予防接種の状況、病歴や疾患などの健康状態、性格など説明してもらい納得してから引き取れます。
成犬だと性格は出来上がっていて変えることが難しいので、受け入れてあげることが大切。
問題行動に発展してしまいそうな場合はトレーニングで改善しましょう。
マルプーの売れ残り理由は?その犬を引き取る方法もご紹介!【まとめ】
犬の売れ時は生後2ヶ月から3ヶ月と期間が短いため、売れ残りが発生しやすいです。
成犬と言われる生後6ヶ月以降はセール価格となりますが、そのまま売れ残ってしまう犬が多いです。
マルプーの見た目の変化や性格によって飼育しずらいと思われますが、見た目の変化はミックス犬ならではで成長過程を楽しみながら飼育できます。
性格はしつけやトレーニングによって改善可能。
売れ残った犬を譲渡会の里親募集で引き取ることも可能。
マルプーを飼いたいと思っている方はペットショップやブリーダーからの購入だけでなく、譲渡会も検討してみてください。
犬を飼ったら最後まで責任を持って可愛がってくださいね。