念願叶ってシェパードの子犬を購入した飼い主さん、子犬は可愛いですよね。
大型犬の子犬は大きいですよね、体重も見た目も小型犬とは大違い。
餌の量も違うし、ケージの大きさも大きいものを選びますよね。
そこでふと考えると思います。
シェパードの成犬はすごく大きい、子犬はこれから先どのくらいのスピードで体重が増えていくのだろう?
そして、成犬の大きさになるのはいつで何キロになるの?
その疑問の解消の参考になる、体重の推移についてご説明します。
シェパードの体重の推移
成長期 (シェパード子犬生後2ヶ月頃)
シェパードの生まれた時の体重と生後2ヶ月頃の体重を比べると、10〜15倍と言われています。
ものすごい急成長ですね。
生まれた時の体重が400gくらいだとしたら、生後2ヶ月で大体4〜5kgくらい、ずっしり重たくなっています。
ただ、一般の飼い主さんの元にいくのが生後2〜3ヶ月くらいなので、知っているのはブリーダーさんやショップの人、一般の人はあまり馴染みがない時期だと思います。
第2成長期 (シェパード子犬生後2ヶ月頃〜生後15ヶ月頃)
シェパードが成犬になるまで、犬種や体の大きさによって異なりますが、生まれてから15〜18ヶ月くらいかかると言われています。
生後2ヶ月頃の体重と生後15ヶ月頃の体重と比べると、2〜5倍くらい違います。
この頃は、脂肪や筋肉が発達する時期で、変動も見られます。
運動量が多くなったり、わがままで偏食だったり、逆に過食だったりと各家庭の環境や個体によって様々な変化が見られる時期です。
今後の成長に大きく関わる時期ですので、シェパードの食事の管理は徹底したほうがいいです。
シェパードの子犬から成犬迄の平均的な体重推移
生まれた直後 約300〜500g
母乳のみで育ちますが、最初の週は体重が10gくらい増えていき、次の週は20g、次は30g、生後30日目を超えると100gくらい増えます。
生後2ヶ月齢 約4〜5kg
離乳食が始まり、活発に動いたり自我が出来上がってくる頃です。
体の変化としては、骨が発達してきます。
一般の飼い主さんの元にいくのがこの頃です。
生後6ヶ月齢 約15〜18kg
新しい環境にも慣れ、社会化期を迎えて好奇心旺盛になります。
心身ともに大事な時期です。
体の変化としては、筋肉や脂肪がついてきます。
生後15ヶ月齢 25〜30kg
成犬になり、体重や体高が落ち着いてきます。
フードの切り替えなどもこの時期で、偏食や体調不良に注意が必要です。
上記はシェパードの平均的な体重推移ですが、個体や性別によって異なりますので、参考までにしてください。
シェパードのおすすめの肥満度チェック法
『ボディコンディションスコア(BCS)』で肥満度をチェックすることができます。
「BCS1〜5」の5段階あり、3が標準体型、1が痩せ過ぎ、5が肥満ということになります。
動物病院やペットショップの店頭などでパンフレットやチェックの仕方が掲示されていることが多いですし、ネット検索で調べられます。
簡単な方法でお勧めなのが、シェパードの背中の肉をつまんで引っ張ると、つまむことができず肋骨が見えていたら痩せ過ぎ、背中の肉をつまんでブヨっとしたり肋骨が脂肪のせいで確認しづらい場合は、少し太り気味。
その中間が標準ということになります。
シェパードの体重の推移!成犬までどのくらいのスピードで何キロになるの?【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
参考になる資料とでもなれば幸いです。
小さな小型犬と違って、シェパードのように大きな犬であればあるほど成長期である期間は長くなります。
手をかければかけるほど、健康的で立派なシェパードになりますよね。
早いうちから肥満度チェックや食事の管理、適切な運動量などで病気のない一生を送ってもらうために、飼い主さんの愛情と健康管理が必要不可欠になってきます。