自分の柴犬を手放したいと思ったことはありますか?
「この子を手放したいなんて思ったことなんてない!」と言われてしまうかもしれません。
では、もしも柴犬が飼えなくなったらどうしますか?
人によってはさまざまな事情があり、手放すことになったり飼えなくなったりすることもあると思います。
もし自分が柴犬を飼えなくなってしまう事態に陥ったら、どう対処すればよいでしょうか?
一緒に考えてみましょう。
柴犬を手放したいと思うやむを得ない理由
実際によく聞く、手放したいと思った人のきっかけや理由を挙げてみました。
⑴引越し先がペット不可
社宅など自分の意思で住居を決められない場合でない限り、事前に調べてペット可の住居を選ぶことはできます。
ペットがいるのにペット不可の住居を優先してしまう理由ができた場合もあります。
⑵飼い主が入院や死去
このケースの場合も、家族・身内・知人・他に飼い主になってくれる人を探すことはできますし、一時的に預かってくれるところもあります。
里親募集もできます。
⑶家族が犬アレルギーだった
飼う前に念の為病院で検査することができると思います。
生活する中で、犬に関わることは飼うこと以外にもあるので検査することは損ではないし、アレルギーではなければ安心して飼育できます。
柴犬を手放したいと思う身勝手な理由
一部ですが、絶句してしまうような身勝手な理由を挙げてみました。まだまだ世の中の飼育放棄をする人の言い分はひどいものがあります。
⑴大きくなって可愛くなくなった
⑵繁殖して増えすぎた
⑶思っていたのと違うから
⑷離婚することになりどちらも引き取ることができない
⑸ペットの病気やケガの治療費がこんなに高いと思わなかった
⑹しつけのために犬を叩いていたら犬が咬むようになり飼う気を無くした
柴犬を飼えなくなる事態に陥った時の対処方法
やむを得ず自分の柴犬が飼えなくなってしまった場合に、手放さなくても良い方法、新しい飼い主さんに柴犬を譲ることができる方法などの対処方法をご案内します。
⑴友人・知人・親戚・ご近所の方・その他自分の柴犬を飼ってくれないか声をかけられる人に相談してみる
⑵里親募集サイトに登録して里親を探す
⑶保護団体に相談する
⑷ペットの長期預かりサービスを利用して自分がまた飼うことができる状態になるまで預かってもらう
⑸ペットの一時預かりサービスを利用して一時的に預かってもらう間に新しい飼い主さんを探す
⑹動物愛護センターに相談
飼育放棄するとどうなる?
行政や保護団体が『ペットを飼う前に考えてほしいこと』についてWebサイトで掲載していたり、街中に張り出されている『ペットの遺棄は犯罪』のポスターや保護団体が訴えているドキュメンタリ番組などなど、ペットを飼うこと、飼育することに関しての心構えを理解してもらいペットを購入してもらおうとしても、ペットを遺棄する人はなかなかいなくならないです。
海外ではペットを飼育するために資格を取らなければいけない国があります。
購入する際は厳しい審査があったり、飼育放棄や動物を遺棄すれば重い罪になる国もあります。
徹底的に厳しくすれば、保護犬や飼育放棄する人はいなくなるはずです。
保護団体が増え、保護犬も報われることが多くなりましたが、根本的なところに注目することも重要ではないかと思います。
柴犬を手放したいと思っている人が急増中!飼育放棄の理由と対処方法【まとめ】
本当に困った時は相談できるところがあります。
早めに相談に行って対処しましょう。
今後は法改正で販売する側、購入して飼育する側両者に対して規則や条件が厳しくなっていきます。
身勝手な理由で飼育放棄することは売買契約の違反となり法的措置をとられますし、法律違反で罰せられる場合もあります。
ペットの購入は慎重に検討してください。
今自分の柴犬を「いらない」「捨てたい」「育てるのが面倒」などと思っている人、安易な行動で自分の人生が狂ってしまわないようにしてください。
柴犬にも飼い主さんにも命があり人生があります。