「ウチの柴犬、毎回の餌を瞬殺で食べてしまいます。」
「ものすごい勢いでがっつくんです。」
という爆食い柴犬の飼い主さんたちの意見を耳にしたことがあります。
共通したことが「足りないのか食べ終わってもまた欲しがるんです。」
「1日どのくらいまでご飯を与えていいのかわからないからおかわりは与えていない。」という意見です。
確かに、人でもご飯が足りなければおかわりしますが、柴犬は1日の適量を食べてもおかわりしていいのでしょうか?
柴犬のご飯の量や回数を考えていきましょう。
子犬の時と成犬になってからのご飯の量
柴犬を子犬から飼い始める人は、一番最初に疑問に思うところで共通しているご飯の量があると思います。
購入したお店やブリーダーさんに聞いてどのくらい食べていたか聞いてみると良いでしょう。
子犬の時は1回の量を少なく回数多く、多くて1日3回が良いと思います。
成犬の場合は、ドッグフードの袋に記載されている規定の量を与えてください。
体重の重さでそれぞれ量が変わります。子犬も同様です。
他には、オスメスで食べる量が違う場合があります。
摂取カロリーが違うと食べる量も変わってきます。
また、その日の運動量で食べる量が変わる場合があります。
消費していればその分お腹も空きます。
柴犬のご飯の量と与える回数は意外と重要
先ほども子犬のご飯の量のところで説明しましたが、子犬は成長がまだ未発達のため消化不良を起こすことがあります。
1度にたくさん食べたり、ドライフードをよく噛まずに食べたりすると内臓に負担がかかるので、ご飯を与える回数を増やして与えると防げます。
成犬の場合は、太り気味の柴犬にも1回のご飯の量を少なめにしてご飯の回数を増やすことをお勧めします。
そうすることで満足感が得られ、1日のご飯の量も規定の量で収まります。
逆に痩せ気味の柴犬は、ご飯の回数を減らし、1回のご飯の量を多めにしたり、カロリーが少し高いものや栄養満点のものを与えてよく休ませてあげると、だんだん太ってきます。
柴犬の早食いを防止するには?
柴犬は貪欲な子が多いです。
群れの中で他の犬に取られないように、自分が多く獲物を食べられるように、早食いする傾向があります。
早食いは体によくないのは人も柴犬も同じです。
ドッグフードでお勧めなのは、奥歯に引っかかる形状のものです。
よく噛んで食べることができるので早食いは防止できます。
ペットグッズでは、早食い防止のエサ皿を利用することやドッグフードを隠して柴犬が探す仕組みになった知育玩具を使うことで精神的にも満足すると思います。
早食いや食後の激しい運動に注意!
先ほども説明しましたが、早食いは体に良くないです。
消化不良を起こし、下痢をしたり栄養が吸収されず栄養不足になります。
これは成犬でも子犬でも同じです。
また、食後の激しい運動は控えましょう。
胃捻転という病気になる可能性が高くなります。
死亡することもありますのでとても危険です。
子犬は特に食後遊んでしまう傾向がありますが、落ち着かせて休ませましょう。
成犬もハウスさせて休ませて、少し時間が経過したら遊んだり散歩に行ったりしましょう。
柴犬のご飯の量や回数はどれくらいが適切?愛犬の爆食いに悩む飼い主さん必見!【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
細かい数字を提示したわけではないですが、参考にしていただき、まずは柴犬の様子や体調を観察してご飯の量を決めてみましょう。
しっかり測ったご飯の量が意外に足りなかったり、多かったりする場合もあります。
よく食べる日はよく食べても良いと思います。
食べない日があったら、不調ではないか確認して少量にしても構わないと思います。
柴犬の健康管理は柴犬自身ではできません。
飼い主さんがフォローして健康的な生活をしてもらうように考えてあげましょう。