被毛が長い犬種はある程度までしか伸びない子とカットしないとどこまでも伸びてしまう子がいます。
ワイヤーフォックステリア(正しくはワイアーフォックステリア)はある程度の長さまで被毛が伸びる子になります。
そして換毛期があって、換毛期に合わせてトリミングをする飼い主もいると思います。
トリミングをするとすっきりとスタイリッシュなワイヤーフォックステリアになりますが、顔まわりのカットはこだわりたい飼い主もいると思います。
今回は、ワイヤーフォックステリアの顔のカットの仕方やポイント、人気のスタイルについてご紹介します。
ワイヤーフォックステリアのトリミングの必要性は?
ワイヤーフォックステリアの毛質は魅力的なワイヤー毛質と言われています。
硬く針金状ワイヤーコートという毛質でワイヤーフォックステリアの特徴のひとつになっています。
トリミングをしないと、ゴワゴワとした毛並みになってきますので、美しい毛並みをキープするためにはワイヤーフォックステリアに合うカットを3週間~1ヶ月に1回を目安にしてあげましょう。
固い毛質ですが、カット方法で毛質や毛並みが美しくなるようです。
一般的にはバリカンやハサミでカットしますが、毛色が濃い子ですと毛質が固いワイヤー状の毛質らしく、プラッキングという手法で、トリミングナイフで毛を取り除いているようです。
ワイヤーフォックステリアのカットは四角をイメージしてカットすると見た目がいいようです。
なかなかトリミングに行けないという場合は自宅で毛先だけカットするようにしてあげると失敗することはないようなので、やってみてください。
ワイヤーフォックステリアの顔のカットのポイント
ワイヤーフォックステリアは顔まわりのカットで印象がかわります。
顔は正面から見て縦長の長方形にカットするのが基本的なカットとされております。
基本の形をベースにして長く伸ばしたいところを残すとバランスのいい形になるそうです。
顔のカットは飼い主もこだわる点だと思いますが、口まわりを丸くカットするとかわいく仕上がります。
どこか貴公子的・貴婦人的に見えるカットになると思います。
口まわりの毛は体の部分で一番長い場所で、ヨダレや食べカスなどで体臭が出る原因になりますので、顔のカットで汚れた毛をカットすることで体臭予防にもなります。
どうしてもトリミングの予約日まで待てず、臭くてカットしたいようであれば、仕上げはペットサロンでしてもらうように、毛先だけカットしておきましょう。
自宅でカットしようとすると嫌がる子もいるので、子犬の時期からどこを触っても嫌がらないように慣らしておくようにしましょう。
嫌がるのに押さえつけてカットしてしまうとペットサロンに行っても嫌がるようになってしまいますので、トリミングは気持ちいいという認識をさせておきましょう。
平均的なトリミングの料金はどれくらい?
地域によって誤差はあるかと思いますが、バリカンカットでだいたい2、3時間で7,000円~1万円くらいをみていたほうがいいようです。
プラッキング仕上げの場合は3、4時間で13,000円~2万円前後の予算をみておきましょう。
子犬時期のトリミングはワクチンプログラムが終了した頃からできますので、免疫と体力がついたころからトリミングをはじめるようにしましょう。
それまではブラッシングや爪切りなどで体を触られても大丈夫なように慣らし、清潔にしておきましょう。
ワイヤーフォックステリアならではの毛質の硬さを維持するには子犬時期の初めてのときからプラッキングをおすすめしているようなので、試してみてください。
飼い主よりワイヤーフォックステリアの方がお金がかかる事が多々あるかと思いますが、無理なくかわいくトリミングをしてあげてください。
ワイヤーフォックステリアの顔のカットの仕方は?トリミングは必要?【まとめ】
顔カットの画像を見てみると鼻まわりがモフモフしていてかわいいですね。
プラッキングは技術を必要とするため料金が高めです。
3週間~1ヶ月に1回が目安のようです。
皮膚の新陳代謝を上げる効果と光沢のあるしっかりとした毛質を維持することができるそうなので、皮膚トラブルの予防にもなります。
毛質は個体差もあると思いますが、皮膚や毛質を清潔に保って、シャンプーは月に1回の目安でしてあげましょう。