まるっとしたフォルムが可愛らしいモルモット。
しかし、モルモットが食べてはいけないものはご存知ですか?
モルモットが食べてはいけないものについて知っておくことは、健康を守るうえでとても重要なことです。
食べてはいけないものを与えてしまったら重大な病気を引き起こし、最悪の場合、命を落としてしまう危険もあります。
本記事では、モルモットの食事に関する注意点や症状、そして適切な餌の与え方について詳しく掘り下げていきます。
モルモットを愛する飼い主の方々にとって必見の内容になるでしょう!
モルモットが食べてはいけないものは?
結論からいうと、人間が食べる味のついた食べ物は与えてはいけません。
これらには塩分や脂肪が多く含まれているので、内臓疾患の原因にもなります。
そして野菜にも注意が必要です。
「モルモットなら、野菜は大丈夫でしょ!」と思うかもしれませんが、実は食べられない野菜も存在します。
全ての野菜を与えていいわけではなく、モルモットにとっては有毒な野菜もあります。
ではどんな食べ物を与えてはいけないのか、詳しく見ていきましょう!
チョコレート
チョコレートに含まれるココアやカカオの成分がモルモットにとっては非常に危険になります。
口にしてしまうと中毒症状を起こし命を落とす可能性もあるので、絶対に与えてはいけません。
たまねぎ、ニラなどのネギ類
一般的に動物に与えてはいけない野菜として有名ですが、モルモットも例外なく与えてはいけません。
人間にとっては大変身近な野菜ですが、モルモットが口にするといわゆる”ネギ中毒”を起こし、肝臓病を引き起こします。
アボカド
森のバターの名で知られているアボカドですが、モルモットにとっては猛毒です。
与えると呼吸困難やけいれん発作を起こすので、与えないようにしましょう。
ちなみに自然界でアボカドを食べられるのは人間だけだそうです!
モルモット以外にもペットを飼っている方は、その動物にも絶対にアボカドを与えないようにしましょう。
モルモットの主食は?
ではモルモットにはどんな食べ物を与えればよいのか?
それはズバリ”牧草”です!
モルモットは牧草を主食とする生き物です。繊維質が豊富で低カロリーな牧草は腸内環境を整える役割があります。
また牧草は硬いので、食べる事で歯が摩耗し、伸びすぎを防いでくれます。
チモシーやアルファルファなど、牧草にもいくつか種類があるので、個体にあった牧草を選びましょう。
モルモットの副食は?
モルモットの副食にはペレットを与えましょう。
モルモット用のペレットには、ビタミンCが配合されています。
モルモットは体内でビタミンCを作ることができません。
ビタミンCが不足してしまうと欠乏症を起こし、身体に様々な不調があらわれるようになります。
なお、ペレットはウサギやハムスター用などがありますが、必ずモルモット専用のペレットを与えるようにしましょう!
モルモットのおやつは?
モルモットのおやつとして野菜を与えましょう。
ウサギなどはよく生野菜を食べるので、モルモットも野菜が主食なんじゃないの?と思われがちですが、モルモットには野菜はおやつとして与えるとよいでしょう。
水分の多い生野菜を与えすぎると下痢を起こしやすくなるので、あげすぎには注意してください。
モルモットが食べてはいけないものとは?食事に関する注意点と餌の与え方【まとめ】
いかがでしょうか?
今回はモルモットが食べてはいけないものや、餌の与え方のポイントについて解説しました!
基本的に人間用に加工された食品やネギ類、アボカドなどは与えてはいけない事が分かりましたね。
そして主食を牧草、副食をペレット、おやつに野菜とバランスよく餌を与える事が重要です。
特に主食の牧草は様々な種類があり、個体にあった牧草を選んであげればモルモットも喜ぶでしょう。
是非、モルモットの食事にも気を使ってあげてください!