フサフサの被毛にプイプイと可愛らしい鳴き声が特徴のげっ歯類モルモット。
飼いやすさからペットとしての人気も高いモルモットのなつき方を理解することは、飼育するうえで必要不可欠です。
モルモットがなつく証拠やサインを見逃さずに把握し、その愛くるしい性格と向き合うことでより深い結びつきが生まれます。
この記事では、モルモットを飼いたい!という方や飼い始めた方のために、モルモットはなつくとどうなるか、そしてしつけのポイントについて解説します!
モルモットはそもそもなつくの?
結論からいうと、モルモットは人になつく生き物です。
犬や猫など、中型動物でペットとしてなじみ深い動物と違い、ネズミの仲間であるモルモットはなつく生き物なのか、と疑問を抱く人も多いのではないのでしょうか?
記録によると、ペットとしての歴史は意外と古く、明治時代ごろからモルモットは愛玩動物として一般の人々から飼育されていたそうです。
モルモットはなつくとどうなる?
モルモットがなつくと色々な可愛らしい行動を飼い主に見せてくれます。
まず鳴き声ですが、今やモルモットの代名詞ともいえる「プイプイ」という鳴き声を発します。
この声が聞こえるとご機嫌な証拠です!
他には、手で与えたエサを食べてくれるか、飼い主の後をついてくるか、などでモルモットのなつき具合を判断できます。
モルモットがなつくまでの期間は?
個体によってなつき具合に差がありますが、最低でも3ヶ月はかかると思っていいでしょう。
モルモットは犬や猫と違い小動物なので、大変臆病な性格です。
懐くまでにはそれなりに時間がかかるので、飼い主は気長に待ってあげることが大事です。
なつく方法とは?
なつくとどうなるかは分かったけど、はやくなついてほしい!という気持ちはとてもよく分かります。
しかし、焦って無理やりスキンシップをしすぎたりすると逆になついてくれなくなります。
そこでモルモットを上手になつかせるにはいくつか方法があるので、それをご紹介します。
まずは環境に慣れさせる
念願のモルモットを飼い始めて、さあ思いっきり構ってあげよう!…と考えてる方はストップ!
モルモットは臆病であるがゆえ環境の変化にもとても敏感です。
いきなり知らない所に連れていかれたうえにベタベタと触れられたら、モルモットからしたらとても怖いはずです。
まず飼い始めてから1週間はそっとしておいてあげましょう。
名前を呼んだり、優しく撫でてあげる
ある程度環境に慣れたら、名前を呼んであげましょう。
モルモットは名前を呼ぶと反応するので、コミュニケーションの第一歩として、是非名前をつけていっぱい呼んであげましょう!
そしてこちらが手を差し出して、近づいてくる様子なら優しく撫でてあげるチャンスです。
ですがくれぐれも、無理やり引っ張り出して撫でるなんて行為は厳禁です。
やってはいけない行為
モルモットは大変臆病な性格なので、基本的に無理矢理何かをやらせたり、過度に何かをしようとする行為はNGです。
例えば、逃げようとしているのに無理矢理抱っこをする、執拗に追いかけたり、大きな声を出すなどといった行為です。
自分よりも何十倍も巨大な人間が突然こんな事をしたら、モルモットにとっては恐怖でしかありません。
モルモットと接する時は、基本的に近づいてきてくれるのを待つ姿勢でいましょう。
モルモットはなつくとどうなる?ベタ慣れさせる方法や期間を解説!【まとめ】
いかがでしょうか?
今回はモルモットを飼ってみたい方や、飼い始めた方向けに、なつくとどうなるか、そしてなつかせる方法やNG行為について解説いたしました!
小動物にもかかわらず、名前を呼ぶと反応してくれるというのは意外だったのではないでしょうか。
もちろん、しつけの仕方や接し方によってその後の性格が左右されるので、一概に全ての個体がなつくとは限りませんが、飼い主さんが愛情を惜しまず、正しい接し方をすれば、モルモットもそれに応えてくれるはずです。
以上、モルモットがなつくとどうなるかの解説でした!