ペットとして人気のあるモルモット。
食事の管理は非常に重要ですが、ペレットについて考えたことはありますか?
目安となる1日のペレットの量はどれくらい?
時間や頻度は?
食べない時にはどうすればいい?
など、ペレットに関する疑問を本記事で解決します!
今回は、モルモットのペレットの量や、与え方のポイント、食べない時の対策を詳しく解説し、モルモットの健康を保つための正しい食事の仕方について考察します。
モルモットのペレットの量は1日どれくらい?
結論からいうと、1日に与えるペレットの量は10~20g程度、タイミングは朝と夕方で2回が理想的です。
個体差はありますが、あまり多く与えすぎるとペレットだけで満腹になってしまい、主食の牧草を食べなくなってしまうので、注意してくださいね。
なぜペレットが必要なの?
モルモットには、副食として専用のペレットの摂取が必須といえるでしょう。
その理由は、ビタミンCの十分な補給が必要だからです。
モルモットは自分でビタミンCを生成できない生き物です。
ビタミンCが不足してしまうと欠乏症になり、身体に様々な不調があらわれ、命に関わる重篤な症状にもなりえます。
必ずビタミンCが豊富なペレットを与えてあげましょう!
ペレットの選び方と与える際の注意点
ソフトタイプとハードタイプがある
モルモット用のペレットにはソフトタイプとハードタイプが存在します。
ソフトタイプは原料に水をかけて発泡させたもので、柔らかくて消化に良く、シニアや子どものモルモットにおすすめのペレットです。
対してハードタイプは原料を圧縮して固めたもので、歯ごたえが良く、歯の伸びすぎを防いでくれます。
どちらが気に入るかは飼育しているモルモット次第なので、是非両方とも試してみてください!
ペレットだけでビタミンCを補給しない
ビタミンCは熱や湿気、金属にさらされると急速に劣化します。
したがって、ビタミンCが配合されているペレットだけだとビタミンCが不足する可能性があります。
そういう時は、ビタミンCを多く含んでいる野菜を与えるという方法もあります。
具体的には、キャベツやにんじんなどがオススメです。
ペレットを与えているのにビタミンC欠乏症になった、という場合はペレットの長期保存が原因かもしれません。
ペレットを開封したら、涼しい場所に保管してなるべく早めに使い切るようにしましょう。
ペレットを食べない時は?
「今まで与えていたペレットを急に食べなくなった!」そんな場合は今のペレットに飽きているのかもしれません。
モルモットは意外にも餌の好き嫌いが多い一面があるので、ずっと同じペレットばかり与えていたら飽きてしまう個体もいます。
そんな時はペレットを種類や量を変えてみるのも一つの手です。
逆にペレットを変えたら急に食べなくなったという場合は、今のペレットが口に合っていない可能性が高いです。
前のペレットに戻すか、野菜でビタミンCを補ってみるなど、工夫をこらしてみるとよいでしょう。
モルモットのペレットの量はどれくらい?与える際の注意点や食べない時の対策【まとめ】
いかがでしょうか?
今回はモルモット用のペレットについて解説いたしました!
一口にペレットといってもその豊富さは様々で、種類の違いや固さ、与える量や栄養素など意外と奥が深いことが分かりましたね。
ペレットも、主食の牧草と同じくらい重要な食べ物です。
今までなんとなくペレットを選んでいた飼い主さんも、この機会にぜひ他のペレットを試してみてはどうでしょうか?
ただし前述したとおり、モルモットにも食べ物の好き嫌いがあるので、決して無理強いして与えないようにしてくださいね。
牧草とペレット、そして野菜とバランスよく食事を与えることで、元気で健康なモルモットを育てる秘訣となります!