犬や猫を飼う事はお世話の事を考えるとなかなか飼えないと思ってハムスターを飼う方がいると思います。
ですが、ハムスターって人になつくイメージがあまりないと思います。
犬・猫は帰ると「おかえり」と言っているかのように喜びのお出迎えをしてくれますが、ハムスターにはそういう感情はあるのか?
と考えた事ありませんか?
マンガやアニメですと、主人公に対してそのような表現がありますが、現実的に人になつく事はあるのか、お話していきたいと思います。
今回は、ゴールデンハムスターがなつくとどんな行動をするのか、なつく育て方を解説していきます。
また、ゴールデンハムスターとの遊び方もご紹介します。
ゴールデンハムスターがなつくサインは?
ハムスターのなかで最もメジャーなのがゴールデンハムスターです。
野生のハムスターですと、警戒心が強く、人になつく事はないそうですが、ペットとして飼うハムスターは飼い主の飼い方次第でなつくという事があるようです。
ハムスターは目が悪く記憶力も低いそうで、飼い主を声や匂いで認識するそうです。
そしてなつくまで時間がかかることが多いようです。
なかなかなつかなくて、よく噛まれるという方もいるかと思いますが、ゴールデンハムスターは温厚で頭がいいと言われておりますので、人になつきやすいそうです。
個体差はあると思いますが、敏感に嫌がる素振りがあったら、そっとしておいてみてください。
早くなついてほしいと思うかもしれませんが、時間をかけて信頼関係を気づいていくようにしましょう。
ハムスターが環境に慣れて、ケージの中を動き回るようになったら、手でおやつをあげてみてください。
そうすると、飼い主の匂いを覚えます。
声をかけると声も覚えるそうなので、匂いと声に反応するようになります。
なつくようになると、ケージの中に手を入れた時、手の上に乗ってくれるようになり手の上でおやつをもらって食べるようになります。
そして、手の中で眠るようにもなります。
もっとなつくと、急所ともいわれるお腹を見せるようになり、指もペロペロと舐めてくれるようになります。
さらにもっとなつくと、私は経験がないですが、部屋んぽした時に飼い主の後をついてくるハムスターもいるそうです。
そうなったら、犬や猫のようで、また一段と可愛さが増しますね。
ゴールデンハムスターのなつかせ方は?
警戒心が強い動物なので、無理にケージから出してみたり抱っこするのはストレスの原因にもなりますので、時間をかけてお世話をしましょう。
人間のようにハムスターにも性格がありますので、警戒心が強い子、臆病な子がいますので、個性をみてお世話をしましょう。
なつかないとプルプル震えたり、キーキーと警戒する鳴き声を出したりします。
飼いはじめは無理に触らずそっと見守りましょう。
ハムスターは夜行性なので、夕方から動きが活発になりますが、はじめはケージの中を動き回る様子を観察してみてください。
そしてケージ越しにおやつを与えて、手からもらうようになってきたら慣れてきた事になるので、少しずつ見守りながら接していきましょう。
声と匂いで認識するので、名前を呼んであげて、おやつをあげる時も声をかけながらあげてみましょう。
ゴールデンハムスターとの遊び方
ハムスターは夜行性なので、昼間はほとんど寝ていますので無理に起こさずかわいい寝姿を見守りましょう。
環境や飼い主に慣れるまで一週間は様子をみて、なつくと手に乗ってくるようになりますので、手の上で撫でたりおやつをあげたりしてみましょう。
抱っこするのではなく、ハムスターが自分のほうから手にのるまで待ってみましょう。
ちょこんと手のひらに乗ってくれる仕草が可愛いですよ。
遊ばせてあげたいと思ったら、地中に穴を掘ってトンネルで生活をする習性がありますので、ハムスター用のパイプを買ったりトイレットペーパーの芯を繋げてトンネルを作ってみましょう。
スケルトンのパイプですと360℃ハムスターの動きが見れるのでかわいいです。
また、トイレットペーパーの芯ですと覗いた時に見える顔がかわいいので癒されます。
すっぽりはまったお尻もかわいいのでぜひ、覗いて見てください。
今はハムスターグッズがたくさん販売されていますので、色々試してみるとシルバニアファミリーのアイテムのように集めたくなりますよ!
ゴールデンハムスターがなつくサインは?なつかせ方や遊び方を解説【まとめ】
寿命が2、3年と短いハムスターですが、短いからこそ尊い命ともいえます。
ストレスを与えず、ケージの中をきれいに掃除して優しく声をかけて、ふれあいはハムスターが活発に行動する夕方からにすると、なつくようになると思います。
おもちゃはダンボールなどの紙類ですとかじってしまうので、消耗品として考えて、市販でかわいいものがたくさんありますのでペットショップで探してみてください。
部屋んぽの際は目を離すと、どこに行ったか探すのが大変ですので、できるだけ目を離さず部屋んぽを楽しんでください。
触りすぎると逆にストレスになる場合がありますので、気をつけてください。
ハムスターは歯が一生伸び続けますので、かじり木なのどの固いものをケージに入れてください。
割り箸ですと安くてお手頃なので、割り箸でもいいと思います。
明るいところや太陽の日差しが強いところは避けてケージを置いてくださいね。
手のひらに乗せてかわいいハムスターと触れ合える癒しの時間をお過ごしください。