ゴールデンハムスターって妊娠するとどんな変化があるのか?
妊娠期間はどのくらいなのか。
ゴールデンハムスターは1回の出産でたくさん産まれてどんどん増えるので、気をつけないとという警戒心がありますね。
多頭飼育崩壊は避けたいものです。
産まれたばかりの赤ちゃんは人間でも動物でもかわいいですが、どんなに小さい動物でも1つの命です。
計画性・責任感をもつことが大切です。
増えすぎないように上手に飼う事が大事ですね。
今回は、ゴールデンハムスターの妊娠期間、妊娠の見分け方、出産前に準備しておくことや注意点を解説していきます。
是非、参考にしてみて下さい。
ゴールデンハムスターの妊娠期間はどのくらい?
ゴールデンハムスターは、寿命が2、3年といわれるハムスターなので妊娠期間は非常に短いです。
ハムスターの種類によって数日の違いがありますが、ゴールデンハムスターの妊娠期間は15日~18日といわれております。
妊娠から出産までひと月もかからないので、連続妊娠しないように気をつけましょう。
母体にかなり負担がかかり、一生で出産の限度は3回、安全に出産できるのは生後3ヶ月~1歳くらいまでのようなので環境を整えて飼うようにしましょう。
ゴールデンハムスターは1回の出産で何匹生むの?
1回の出産でたくさん産まれるイメージですが、平均的に6匹~9匹のようです。
多い子で12匹出産なんて場合があるらしいので、繁殖には充分注意しましょう。
1回の出産で12匹となるとかなり驚きますね。
夜中から朝方にかけての出産が多く、2時間~3時間かけて1匹産むというペースらしいので、12匹ともなるとかなりの長時間の出産になります。
時間がかかって気になって覗いてみたくなりますが、ストレスを与えないようにそっとしておきましょう。
ゴールデンハムスターの妊娠確率は高い?
繁殖力の高い動物なので妊娠確率も高く、ほぼ100%の確率らしいです。
なかには不妊症のハムスターもいるようですが、飼い主が繁殖の計画を考えることが必要です。
繁殖を望まない場合は1つのケージに1匹で飼いましょう。
オス・メスの見分け方がわからない場合も1つのケージに2匹ではなく、別々で飼いましょう。
オス同士・メス同士だったとしても、相性が合わずストレスがかかる場合もあります。
妊娠するとどんな変化があるの?
妊娠しているかの見分け方としては、やはりお腹が大きくなるということです。
人間でも妊娠すると、デリケートやナイーブになったりしますよね?
ハムスターにも同様の事があり、いつも噛まない子が噛んだりするらしいので、そんな時はそっとしてあげましょう。
あとは出産準備にむけて、落ち着きがなくなり、頻繁に巣材を集めたり、いつもより毛繕いをするようになります。
妊娠期間中、せわしなさを感じたら出産が近いと思ったほうがよいと思います。
出産前に準備しておくことと注意点は?
いつも静かに過ごしてしるゴールデンハムスターですが、妊娠すると神経質になるので、いつもより静かな環境を準備する必要があります。
お世話はエサと水の交換程度で人間の存在があまり感じない環境にして、床材などの掃除も控えて、滑車やお散歩などの運動もがまんしたほうがよいようです。
出産が近くなると巣材を頻繁に集めるらしいので、巣材や床材は多めにケージに入れておいて、ケージの掃除は出産が落ち着いてからするようにしましょう。
ご飯も少しこだわっていつもより多めに用意して、緑黄色野菜多めでタンパク質がとれる物を用意しておくとよいでしょう。
ケージは、広さに余裕のあるケージであればより良いと思います。
快適な飼育温度は22℃あたりらしいので、ケージの中がまんべんなく暖かい状態にしておきましょう。
ゴールデンハムスターの妊娠期間は?出産前に準備しておくことと注意点【まとめ】
とにかく繁殖力が強いので、増えすぎには注意しましょう。
飼い主の計画性や責任感が大事ですので、ネズミ算式で増えないように充分注意してください。
なかには想像妊娠するハムスターもいるそうです。
妊娠と想像妊娠の見分け方は難しいようで、頻繁に毛繕いや巣材集めをしていたとしても、出産した様子が感じられない場合は想像妊娠となります。
繁殖を望む場合は、またお見合いをしてみましょう。
2歳過ぎてからの出産は高齢出産になり、非常にリクスが高くなりますので気をつけましょう。
1回の出産で多頭出産になりますが、基本的に人間の手を借りずに出産できます。
飼い主が手をかけ過ぎると育児放棄をしてしまったりします。
物音に気をつけたりし、ハムスターを驚かせないようにして、かわいい子が産まれるように陰で見守り、ストレスを感じる事なく出産できるようにしていきたいですね。
無事に産まれたら、母子共に触らないようにしましょう。
子ハムに人間の匂いがついてしまうと、これもまた育児放棄につながりますので、どうしても子ハムに触らないといけないとなった場合はきれいな餌用スプーンなどを使って、子ハムをすくいあげるようにするといいようです。
飼い主は、ハムスターの妊娠・出産の際は細心の注意をして環境を整えてあげましょう。