ぽてっとしたお尻にちょこんとついてるシッポ。
お尻なでなでとシッポをつまんでツンツンして、にんまりとしてしまいます。
ぽてころのゴールデンハムスターですが、まんまるがかわいいからと、ご飯をたくさん食べて太りすぎてもいけません。
今回は、かわいいフォルムのゴールデンハムスターの平均体重についてお話したいと思います。
ハムスターの中では存在感のあるゴールデンハムスターですが、痩せすぎても、太りすぎてもいけませんので、健康的なぽてころ対策をしていきましょう。
ゴールデンハムスターの平均体重は何グラム?
ゴールデンハムスターの平均体重は、オス85g~130g、メスは95g~150gとされています。
まずは、飼っているハムスターの体重を計ってみましょう。
1g単位で計れる、デジタル表示のキッチン用計りがあるといいですね。
動き回るので、ケースに入れて計りに乗せると計りやすいと思います。
オスは180g、メスは200gを超えると肥満といわれております。
飼ってるハムスターが肥満と思ったら、ダイエットをしましょう。
ダイエット用のペレットを与えて、高カロリーなおやつは控えて、部屋んぽをいつもより多めにしてみましょう。
今はハムスターの栄養素を考えたペレットが数多く販売されておりますので、その子に合ったペレットを与えてください。
適正体重だと思っていたら肥満だったというケースもありますので、定期的に体重測定をしてみるとよいと思います。
寿命が2、3年で、動物では短い寿命のハムスターですが、だからこそ少しでも長生きしてもらえるよう、体重管理をしていきましょう。
体重管理での注意点は?
体重の変化は病気を発見するきっかけにもなります。
ストレスや体調不良で体重が減ってしまうこともありますので注意しましょう。
体重が減る原因のひとつに前歯が伸びすぎて、噛み合わせが悪くなっていることがあります。
ですので前歯が伸びすぎないように、固いものがかじれるように、固めのペレットやかじり棒など用意してあげましょう。
固いものをかじっただけの咀嚼音ですらかわいく聞こえたりします。
たくさん食べるのに痩せていく場合は、もしかするとお腹に虫がいたり、ストレスで消化不良をおこしている可能性があります。
適正体重を把握して、飼っているハムスターの体重が適正体重の前後であるように日常的に管理しましょう。
肥満だとわかっても急に餌を減らすのではなく、少しずつ減らしていきましょう。
人間でも、無理なダイエットはよくないのと同じです。
2ヶ月ほどかけてゆっくり減らしていきましょう。
餌の量をかえていないのに体重が増えている。
食欲があるのに急に痩せてきた。
という場合は動物病院で受診してみてください。
肥満かな?と思ったらボディーチェック
体重を計ってみる他に、ゴールデンハムスターのボディーチェックをしてみましょう。
生まれつき骨太や筋肉質のハムスターもいるようなので、ハムスターの毛並みや毛量を見てみるのもよいかと思います。
胸やお腹の毛が薄い場合は肥満により、床にあたりすれた事により毛が薄くなります。
手のひらにのせてお腹を見る場合がありますが、仰向けを嫌がる子もいますので、透明なケースに入れて、下から覗いてみるのが、ハムスターにストレスなく見ることができるかと思います。
他にも寝ている時には丸まっているので、動いているときにも上から見てまんまるだったり、手足のつけ根がたるんでいる事があれば肥満傾向になりますので、運動と食事で肥満を解消しましょう。
回し車は体型に合う回し車を選んでください。
小さいとハムスターの体が反れてしまい、腰を痛めてしまう可能性があります。
痩せてる原因は水不足かも?
痩せてるかも?と思った子はもしかしたら、給水器の位置がその子に合っていないかもしれません。
高さを調整して、飲みやすい位置にセットしてあげてください。
水不足も太らない原因になります。
食が細かったりするので、カロリーの高いものを与えてみてください。
ゴールデンハムスターの平均体重は何グラム?肥満や痩せすぎに要注意!【まとめ】
丸いものはかわいいものが多いですが、ハムスターの体重は健康のバロメーターになりますので、日頃から我が子の体の観察をしていきましょう。
餌の量は同じなのに、急に太ったり、急に痩せてきた場合は病院で受診してください。
食事と運動のバランスをよくして、ゴールデンハムスターがちょうどいい、ぽてころ体型にしましょう。
かわいさ倍増です。
冬は平均体重より多少多くても大丈夫なようですが、飼い主が体重をコントロールして健康でかわいいハムスターを育ててください。
どんな体型でもうちの子が一番かわいいと飼い主なら誰しも思いますが、肥満や痩せすぎは寿命を縮めてしまいます。
ストレスを与えず、ハムスターにとって住みやすい環境が一番です。
高齢になった場合に急に痩せてくる場合もありますので、ハムスターの寿命もみながら体重をみてあげてください。