「ミニブタとマイクロブタって何が違うの?」
ブタよりサイズが小さいことは分かるものの、細かい違いってよく分からない!
という声をよく耳にする「ミニブタ」と「マイクロブタ」。
通常、大人に成長したときの体重が100キロ未満のブタを「ミニブタ」、40キロ未満のブタを「マイクロブタ」といいます。
今回の記事では、ミニブタとマイクロブタの違いや特徴、また魅力や飼うにあたって気をつけたいポイントを詳しく解説します。
ぜひ最後までお付き合いください!
ミニブタとは?
ミニブタは、大人に成長したときの体重が通常40~100キロ未満のブタのことをいいます。
200~300キロある家畜ブタを実験用として品種改良したことから誕生し、その後愛玩用としてペット化されました。
純血種がないため個体によって大きさがかなり異なります。
筆者はミニブタを飼育した経験がありますが、ミニブタを見た人の多くが「ブタだー!」と言って近づいてきます。
「ミニブタだよ!」と言うと「うそだー!」と信じてもらえないことがよくありました。
それくらい大きいです!
超大型犬のセント・バーナードが60~75キロなので、それと同じかそれ以上に大きくなる可能性が充分にあると思ってください。
マイクロブタとは?
マイクロブタは、ミニブタを品種改良してさらに小さくつくられました。
大人になると20~40キロまで成長します。
ブタやミニブタに比べると「サイズ感が小さくてかわいい!」という印象をもたれますが、
通常サイズでも30~35キロある大型犬のゴールデンレトリバーと同じくらい成長するので注意しましょう。
マイクロブタもミニブタと同じく純血種がないため、かなりサイズに差があります。
ミニブタサイズまで成長する個体もいることを覚えておきましょう!
ミニブタとマイクロブタの違いとは?
ミニブタとマイクロブタの違いについて、実は細かい違いはありません。
20~40キロのブタがマイクロブタ、100キロ未満のブタがミニブタと定義されていますが、ミニブタもマイクロブタも純血種がないため、大きさの違いもかなり曖昧です。
40キロ以上のマイクロブタや100キロ以上のミニブタも多く存在していますので、ペットとして購入をご検討中の方は、想像よりサイズが大きくなる可能性があることを理解して家族にむかえましょう。
「ある程度のサイズを分かった上で飼いたい!」という方は、親のサイズを確認することをおすすめします。
ミニブタやマイクロブタのペットとしての魅力
「可愛くて癒される」ミニブタやマイクロブタ!
実は「犬」並みといわれるほど、とっても頭が良いのです。
名前も覚えてくれますし、しっかり教えれば「待て」や「鼻タッチ」の芸も覚えます。
またトイレの場所も覚えてくれるので、掃除で困ることもありません。
ただし餌の場所を覚えてこっそり食べたり、甘やかしすぎてわがままになったりすることもあるのできちんとしつけをすることが大切です。
飼うにあたって気をつけたいポイント
ミニブタもマイクロブタも食いしん坊です。
食べた分だけ大きくなります。
想像以上に大きくなることもあるので、そのことを踏まえて飼育環境を準備してあげることが必要になります。
よく歩くので運動できるスペースも確保してあげましょう。
ミニブタとマイクロブタの違いとは?それぞれの魅力をたっぷり解説!【まとめ】
通常、大人に成長したときの体重が100キロ未満のブタを「ミニブタ」、40キロ未満のブタを「マイクロブタ」といいます。
ミニブタとマイクロブタの違いについて、細かい違いはありません。
純血種がないため40キロ以上のマイクロブタや100キロ以上のミニブタも多く存在します。
ペットとして購入をご検討中の方は、想像よりサイズが大きくなる可能性があることを理解して家族にむかえましょう。
ある程度のサイズを分かった上で飼いたい方は、購入前に親のサイズを確認することをおすすめします。
ミニブタもマイクロブタも頭の良いかしこいブタです。
きちんとしつけをして、楽しい生活を過ごしましょう!