「ミニブタが爪切りを怖がらないか心配!」
「ミニブタの衛生管理をしたいけど、どうやったら良いの?」
ミニブタの爪切りの方法、気になりますよね。
ミニブタは蹄が伸び続けるので定期的に爪切りをしてあげる必要があります。
この記事では、ミニブタの爪切りの手順や準備しておきたい道具、爪切りに慣れさせる対策について分かりやすく解説します。
合わせて知っておきたい耳掃除や牙の扱い方についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
ミニブタの爪切りは必要?
ミニブタは一本の肢に主蹄2本と副蹄2本の4本の蹄がついています。
蹄は伸び続けますので、定期的に爪切りをする必要があります。
カットする部分は人間の爪と同じで先端の白い部分です。
屋外で飼育をしている場合はある程度自然に削れていくのですが、部屋で飼育をしている場合は月に一度の爪切りが必要になります。
爪切りをしなければ歩行に障害が出てしまう恐れがあります。
転びやすくなったりケガをしてしまう可能性もあるので、定期的に爪切りを行いましょう。
ミニブタの爪切りの仕方とコツ
準備する道具
・ 爪切り(人間用)
・ ニッパー
・ ヤスリ
・ 蹄クリーム
・ 止血剤
・ ご褒美のおやつ
爪切りの手順
(1)爪を切る
幼い頃は人間用の爪切り、成長したらニッパーを使います。
(2)ヤスリで切った蹄を磨く
蹄の割れや肌を傷つけることを防ぐために、蹄を磨きます。
電動ヤスリがおすすめですが、音が苦手なミニブタも多いので幼い頃から慣らしてあげると良いでしょう。
(3)蹄のクリームを塗る
クリームを塗ることによって蹄の割れや乾燥をおさえることができます。
(4)ご褒美のおやつを与える
爪切りが終わったらおやつを与えて優しくほめてあげましょう。
ほめられることによってミニブタにとって爪切りが怖くないものになります。
注意点
爪切りで血が出てしまった場合は止血剤で血を止めましょう。
止血剤で血が止まらないようであれば動物病院に連れていく必要があります。
爪切り時のミニブタの姿勢
ミニブタがうつぶせで飼い主のひざに横になってくれるのであれば、その体制で速やかに爪切りをすると楽です。
ミニブタが爪切りを少しでも嫌がる場合は、ストレスを減らすために二人体制で行うことをおすすめします。
一人がミニブタを抱いて、もう一人が爪切りを担当すると作業がスムーズにできます。
ミニブタを抱いている人が、ミニブタの肢を爪切り担当の人へ向けます。
このときミニブタを優しく撫でて話しかけてあげましょう。
爪切りを怖がらせないことがポイントです!
その間にもう一人が手際よく爪を切っていきましょう。
ミニブタが爪切りを嫌がる場合は?
寝転んで気持ちよさそうに爪を切られるミニブタもいますが、怖がって嫌がるミニブタも多く存在します。
幼い頃から身体に触れられることや、お手入れをされることに慣れさせていきましょう。
嫌がる場合は、あまり無理はさせずに数日に分けて爪切りを行うなどミニブタの負担をできるだけ減らしましょう。
あまりにも嫌がる場合はミニブタの専門員や動物病院に相談しましょう。
嫌がることを無理に続けてしまうとミニブタが暴れてミニブタも飼い主もケガをする恐れがあります。
信頼関係も崩れてしまう可能性があるため、無理はせずに専門家にアドバイスをもらいましょう。
耳掃除と牙のお手入れ方法
耳掃除
耳は汚れがたまりやすいため最低でも一週間に一度は耳掃除を行ってください。
耳掃除を怠ると、病気の原因になってしまいます。
水やクリーニング液をひたしたコットンや綿棒で優しく耳の汚れをとってあげましょう。
耳掃除はされることが大好きなミニブタも多いようです。
気持ちよさそうにのどをゴロゴロ鳴らして横になる姿は可愛くてたまりません!
耳掃除も爪切りと同じで幼い頃から慣れさせましょう。
ご褒美のおやつを与えることと優しくほめることも忘れずに行ってください。
牙のお手入れ
ミニブタは犬歯(牙)が一生伸び続けます。
一般的にメスよりもオスの方が伸びやすい傾向があります。
牙が伸びてくると生活で危険を伴う可能性がありますので、動物病院で麻酔をかけて部分的に削除してもらう必要があります。
ミニブタの爪切りの仕方とコツ!知っておきたい耳掃除や牙の扱い方も解説!【まとめ】
ミニブタは蹄が伸びる動物なので定期的に爪切りをしてあげる必要があります。
爪切り手順は以下になります。
(1)爪を切る
(2)ヤスリで切った蹄を磨く
(3)蹄のクリームを塗る
(4)ご褒美のおやつを与える
爪切りと同じく、耳掃除や牙のお手入れも行う必要があります。
病気やケガを未然に防ぐことに繋がるので、定期的にお手入れしてあげましょう。
お手入れ後はおやつを与えて優しくほめてあげてください。
お手入れされることが苦手な個体もいますので、幼い頃から慣れさせるように心がけましょう。
なかなか慣れない個体に対して、無理はさせないように注意しましょう。
嫌がる中で無理に行うとミニブタとの信頼関係が崩れてしまいます。
どうしても嫌がる場合は動物病院やミニブタの専門員に相談しましょう。