コーンスネークを飼育するデメリットってある?飼い方や注意点を解説

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コーンスネークの飼育をご検討中の方の多くは、コーンスネークの魅力にお気づきの素晴らしい方々です!

ですが、やはり他のペットと同様に、コーンスネークを飼育する上で注意しなければならない、デメリットも存在します。

こちらの記事では、そんなコーンスネークを飼育する上でのデメリットを、メリットと合わせてご紹介します!

デメリットを確認した上で、もう一度コーンスネークの飼育を検討してみてください。

飼い方、育て方の注意点などにも触れていきます!

 

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目次

コーンスネークの飼育方法と必要な7つのアイテム

まずはコーンスネークを飼育する上で必要なものと注意点をご紹介します。

 

ケージ

高さは30~50cmもあれば問題ありませんが、ケージの底面積は、生体がとぐろを巻いた状態の3~5倍ほど必要になります。

アダルトサイズでもこの大きさのケージで飼育できるので、ベビーサイズはもっと小さなケージでOKです。

ケージ選びで最も注意が必要なのは、コーンスネークが脱走できるほどの隙間がないことです。

もちろん空気穴は必要ですが、必要以上の大きさの隙間は厳禁だということは、覚えておいてください。

そしてコーンスネークは意外と力が強いです!

ケージはしっかり蓋の閉まるものにしてください。

できれば鍵付きのものが好ましいですが、ケージ自体の重量が軽いものや、蓋に鍵がついていないものを使用する場合は、蓋の上に重りになるものを乗せるなど対策をしましょう。

上記の注意点さえクリアしていれば、必ずしも爬虫類専用のケージを用意する必要はありません。

ホームセンターなどで売られているプラケースや、衣装ケースなどでも飼育可能です。

 

床材

レイアウトにこだわりたい方は、ウッドチップやヤシガラがおすすめです。

消臭効果や保湿性も期待できますので、排泄物の臭いを軽減してくれたり、ケージ内の湿度を保ちやすいという利点もあります。

キッチンペーパー、新聞紙、ペットシーツなどは、経済的な床材です。

床材は汚れてしまったらできるだけ早めに掃除することが好ましいとされているので、経済的な床材を使用することは、賢い選択かもしれません。

デメリットとしては、見栄えがあまり良くないことです。

あとは、生体の好みもあるようなので、いろいろと試してみるのもありかもしれませんね。

私の飼っていたコーンスネークはキッチンペーパーで問題ありませんでした。

経済的な子が来てくれてとても助かりました。

 

水入れ

コーンスネークにとっての水入れは、水飲み場と水浴び場を兼ねた場所です。

とぐろを巻いた状態で体が収まるサイズの水入れを用意してください。

材質や形状は好みのもので問題ありません。

タッパーなどでもOKです。

 

コーンスネークが水浴びをする理由

  1. 体についた汚れやダニを落とす…体を清潔に保つことで、ストレスの緩和にも繋がります。
  2. 体温調節…コーンスネークは変温動物なので、自力では体温調節ができません。水浴びをして体温を下げます。
  3. 脱皮不全防止…脱皮前に体全体を湿らせ、脱皮がスムーズに行えるよう、水浴びをすることがあります。

 

基本的には冷凍マウスを途切れることなくストックできていれば問題ありません。

稀にマウスだと食いつきが良くない個体などもいるようですが、その場合はラットやウズラなども選択肢に入ります。

コーンスネークのサイズによって与える餌のサイズが異なります。

我が家のコーンスネークにどのサイズのマウスを与えればいいのかは、販売店などで確認してから購入するのが最も確実です。

 

温度計、湿度計

温度と湿度を管理することは、爬虫類飼育下では基本です。

コーンスネーク飼育の適正温度は25~30℃、湿度は50~60%といわれています。

コーンスネークの場合、湿度を気にするのはベビーの間だけで大丈夫です。

温度に関しては少し注意が必要です。

適正温度から外れたからと言って、すぐに死んでしまうというわけではありませんが、温度が低い日が続いたりすると、餌を食べなくなったりします。

適正温度内でしっかり代謝を活性化させ、栄養補給や排泄をスムーズに行えることで、健康状態を維持できます。

 

ヒーター

基本的にはパネルヒーターというものを用意していただければ問題ありません。

パネルヒーターはケージ全体を暖めるものではなく、ケージの下に敷いて、ヒーターの当たっている部分だけの温度を上げるヒーターです。

これを置くことにより、コーンスネークが自分の好きな温度の場所を選べるようになります。

冬場にケージ全体の温度が下がりすぎてしまう場合は、保温球や上部ヒーターなどの使用も検討する必要があります。

 

シェルター

ベビーや、アダルトでも神経質な個体は、身を隠せる場所がないとストレスを抱えてしまう場合があります。

ストレスを抱えてしまうと餌を食べなくなったり、食べた餌を戻してしまったりします。

完全に個体差によるものなので、一応用意しておいた方がいいかも?くらいで大丈夫だと思います。

ベビーの時は、ウェットシェルターを入れることにより、湿度管理と隠れ家の確保をひとつで賄えます。

 

コーンスネークを飼育する上でのデメリットは?

次に、コーンスネークを飼う上でデメリットになり得ることを紹介します。

 

1、動かない

コーンスネークは基本的にじっと動かない時間が多い生き物です。

餌を食べる、水を浴びる、脱皮するなどの目的がない場合は動く必要がありません。

とても省エネな生き物です。

動かないから見ていてつまらないと感じる方にはデメリットとなるでしょう。

 

2、懐くことはない

コーンスネークだけでなく、爬虫類は基本的に懐きません。

犬や猫のように懐いて寄ってくることはまずないので、スキンシップを求めての購入はおすすめしません。

ただ、懐くことはなくても、慣れることはあります。

そこに人間がいるという環境に慣れる、触られることに慣れることはありますが、触られて嬉しいということはないので、ほぼ観賞用くらいの気持ちで飼育してください。

 

3、何日も家を空けられない

これはペット全般に言えることですが、仕事や旅行などで家を長い間空ける可能性がある方は、飼育は難しいと思います。

アダルトにもなれば、給餌の頻度も少なくなりますので、ある程度は大丈夫かもしれませんが、ベビーの頃はまだ体も丈夫ではないので、何日間もお世話ができないのは命取りになります。

 

4、健康管理

コーンスネークは犬や猫のように鳴き声を発することもなく、自ら寄ってきて何かを訴えることもありません。

飼い主がしっかり観察し、気づいた変化の中で体調を管理していかなければなりません。

温度や湿度を適正な状態で保つのも飼い主の役割です。

 

コーンスネークを飼育する上でのメリットは?

もちろんデメリットばかりではありません!

飼育する上でのメリットもたくさんあります!

 

1,飼育費用

生体の値段を抜いて考えた場合、最低限必要なものを予算を抑えて揃えれば、1万円以下で飼育することは可能です。

床材や餌などの消耗品はその都度購入しなければなりませんし、パネルヒーターを使えば電気代もかかりますが、それでも他のペットに比べれば、かなり手軽に飼育するこができます。

 

2,手がかからない

コーンスネークに散歩は必要ありません。

毛が抜けることも、しつけをする必要もありません。

体調と温度に気をつけて、給餌、水換え、掃除さえしてあげれば、あとは勝手に生きてくれます。

脱皮もいつの間にか終わっています。

 

3,静か

コーンスネークは鳴き声を発することがないため、ペット不可の賃貸物件などでも飼育が可能な場合が多いです。

もちろん事前に許可は取られた方がいいと思います。

先ほどはデメリットとして紹介しましたが、基本的に動くことが少ないので、驚くほど静かです。

脱皮のために動き回ることはありますが、大きな音が立つことはほとんどありません。

 

4、省スペースで飼育できる

ケージを置けるスペースさえ確保できればいいので、とてもコンパクトに飼育できます。

運動をさせるためにケージの外に出すようなことも必要ありません。

 

コーンスネークを飼育するデメリットってある?飼い方や注意点を解説【まとめ】

こちらの記事では、コーンスネークを飼育する上でのデメリットとメリットをご紹介してきました。

飼い方や注意点にも触れてきましたので、参考になさってください。

何をデメリットと感じるかは個人差があると思いますので、ご自分の気持ちに正直に、コーンスネークの飼育が現実的に可能かどうかを踏まえてご検討ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

皆様に少しでも、コーンスネークの魅力が伝われば幸いです!!

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