オカメインコを飼っていると、非常に多種多様な鳴き声を発する場面が見受けられるかと思われます。
それもそのはず、オカメインコはコミュニケーションがとても大好きな生き物で、色々な鳴き方で飼い主のあなたに何かを訴えかけています。
楽しい時や怒っている時、オカメインコは様々な鳴き声でコミュニケーションをとろうとします。
時には歌を歌うことも!?
本記事では、そんなオカメインコの鳴き声による意味や感情表現を解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
オカメインコの鳴き声の種類と意味は?
ピッと鳴く
ピッ、と高く小さな声で鳴く時は、オカメインコが餌の要求をしています。
飼育下にあるインコは当然自給自足する事はできないので、餌や水が足りない場合は飼い主がすぐに補給してあげましょう。
ピー、ピー!と鳴く
ピー、ピー!と大きな声で「そばにいてー!」と、飼い主を呼ぶいわゆる”呼び鳴き”です。
飼い主が視界から消えた途端にこのような声を出し、ケージを右往左往したりなど動きも激しくなります。
適切にしつけがされていれば2~3分で鳴き止みますが、その間の声はかなり大音量になります。
場合によっては近所迷惑にもなりかねないので、防音対策は必須といえるでしょう。
キュルキュルと鳴く
キュルキュルキュル…と、連続して鳴く時は、オカメインコの発情期が来たサインです。
発情を抑えたい場合は、適度に放鳥させて、ストレスを発散させるとよいでしょう。
ジージー、ギャーギャー!と鳴く
ジージー、ギャーギャー!と激しく鳴く時は、インコが怒っている証拠です!
この時に余計に構ってしまうと、今後の飼い主とインコとの信頼関係に溝が入りかねません。
とくに反抗期のインコはこの声を出すことが多く、その場から離れるのがベストです。
オカメインコ歌っている時はどんな感情?
飼い主さんが同じ歌を何度も口ずさむと、それを学習し真似して歌うことがあります。
理由の一つとして、メスへの求愛行動だという見解があります。
しかしそのメスがいない場合、飼い主をパートナーに見立てて、歌や声真似で気を引こうとします。
したがって、歌を歌っている時は、基本的にリラックスしている時や楽しい時などが多いです。
とはいえ学習能力には個体差があり、一生涯を通してあまり覚えられない子もいます。
無理矢理言葉や歌を覚えさせようとするとかえってストレスになるので、自然に話しかけたり口ずさんだりして、インコとのコミュニケーションを楽しみましょう。
オカメインコが鳴き止まない時は?
生き物である以上、鳴き声を発するのは当然のこと。
それでもやはりうるさく感じる時もあるし、隣人の迷惑になっているかも…そうお悩みの飼い主さんも多いでしょう。
鳴き止ませる方法はケースバイケースですが、よくある原因としては”鳴いたらすぐ飼い主が顔を見せてしまう”ことです。
ずっとピーピー鳴いてて可哀想だから様子を見に行った…これを繰り返してしまうと「この人は鳴けば来てくれるんだ!」と学習してしまい、結果いつまでも鳴き続けることになります。
人間とインコとで物理的に部屋を分けるなど工夫をして、インコが飼い主に依存しないようにしましょう。
オカメインコの鳴き声の種類と意味は?鳴き止ませる方法も解説!【まとめ】
いかがでしょうか?
今回は、オカメインコの鳴き声の種類や意味、鳴き止ませる方法などについて解説いたしました!
オカメインコは様々な鳴き声でコミュニケーションをとる非常に頭のいい鳥だという事がわかりましたね。
しかし同時に注意すべきなのは、後半でもふれた通り騒音問題です。
オカメインコは小さい身体とは裏腹にかなり大きな声で鳴きます。
飼い主にとっては可愛いペットの鳴き声かもしれませんが、隣人にとってはただの騒音になりかねません。
クレームや退去といったトラブルに発展する場合も大いにありえるので、事前に近所に知らせたり、大家さんに確認をとったりなどの充分な配慮を忘れないようにしましょう。