アロワナの値段の平均はどれくらい?飼育での維持費についてもご紹介!

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みなさん、最近家で過ごす時間が増えて生き物をお迎えした(もしくは予定のある方)方が増えたかと思います。
その中で今回は、アロワナについてお話したいと思います!

この記事ではアロワナの値段について平均価格や、初心者におススメの種類や維持費についてもお話していきたいと思います!

 

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目次

アロワナってどんな魚?

アロワナは淡水魚の中でも大型の古代魚(昔から見た目の変わらない魚)です。

種類にもよりますが、大きいもので1mを超える個体も!

寿命は飼育下で15年ほどですので、よく考えてお迎えいただけると幸いです。

天然のアロワナは南アメリカ・オーストラリア及び東南アジアに生息していますが、いま日本で流通している個体はほぼすべて繁殖(ブリード)された個体です。

自然下では水面近くを飛ぶ虫も飛び跳ねて捕食するので、飼育する際には必ず「蓋固定つき」の水槽を購入しましょう!

必須レベルです。

見た目の美しさから観賞用としての価値が高く、特にアジアアロワナの品種の中で「紅龍」と呼ばれる個体は中でも高額…ですが、アロワナには他にも格好良くてきれいな種類がいます!

現在日本で流通しているアロワナの品種と平均値段をご紹介していきますね。

 

アロワナの種類別の特徴や値段の平均

 

シルバーアロワナ(初心者におススメ)

原産は南米、アロワナの中では比較的細長いフォルムの品種です!

他の品種より泳ぐのは上手で、少し手狭な水槽での飼育が可能です(小さくとも120×60×60㎝まで)。

全長は50㎝~1mの個体がほとんどです(筆者の実家にいた個体は70㎝ほどでした)

ただ注意してほしいのが「大きくなるスピードが速い」という点です。

最初から大きめの水槽(150×60×60㎝)で飼育した方がよいかと思います。

個体差があるので1mまで大きくなる前提でお迎えしましょう。

養殖場が台湾にあり、定期的に輸入されるため他の品種より安く購入できるという理由で15㎝ほどの個体は3千円から入手可能です。

それ以上の大きさでも1万円程度で購入できそうです。

平均3千~2万円以内の範囲になります。

私的には年始に多く入荷するショップやホームセンターが多いように感じています、ぜひ輸入時期を意識してみてください。

 

アジアアロワナ

名前の通り原産国はアジア(東南)です。

流れが穏やかな水流に生息するので泳ぎはちょっと苦手・・。

そして、体長90㎝まで大きくなります。

メジャーを出して90㎝測ってみたらその大きさにびっくりするかと思います。

大きくなるのもそうですが、傾向として水槽の底におちたエサを食べません(グリーンアロワナを飼育していましたがそうでした。)

かなり虫食の傾向が強かった個体なのかショップで食べていたのか、コオロギかミルワームばかり食べる個体だったので、個人的には虫が苦手な人にはオススメしにくいです。

以下の種類はアジアアロワナの系列なのでこの特徴があることを覚えておいてくださいね。

 

スマトラ・ゴールデン(紅尾金龍)

太くてずっしりした見た目です。

黒っぽい背中に金色の体。

尾ヒレはほんのり赤みがかっています。

ベビー個体は安くても1万ほどから、大きいものだと10万もします。

 

グリーンアロワナ(青龍)

筆者の実家にいたアロワナ2号くんはグリーンアロワナでした!

色味はシルバーアロワナにそっくりなのですが、ライトがあたると鱗が緑色に光るのがとってもかっこいいです。

値段ですがベビー個体は6千円からとお手頃。

ある程度大きい個体だと2万円からと平均的にもアジアアロワナとほぼ同じ相場のようです。

魚の飼育経験のある方であればおススメします。

 

マレーシア・ゴールデン(過背金龍)

原産は名前の通りマレーシアです。

色の深みや加減によりかなり値段が変動しますので定かではないのですが、アジアアロワナより少し高いぐらいでしょうか。

生体の値段としてはスマトラとそこまで差がありませんでした。

値段は平均1万~10万ほどです。

きれいな模様、体つきで変動するのは鯉に近い値段のつけ方ですね。

 

レッド・スーパーレッド(紅龍)

真打登場ですね。

おそらくこの記事でご紹介した中で一番いろいろと派手な種類です。

自然個体もかなり珍しい上、中国の方に「縁起がいい!(紅が付いているため)」と人気があるそう。

ベビー個体でも平均3万円、ある程度大きい個体は12万から見目のいい個体は40万!

鯉のように「きれい」の基準があるらしく、値段の幅があるのがアロワナの特徴ですね。

アロワナを飼育してその魅力にハマれば検討してもいいかもしれません。

 

ノーザンバラムンディ

ここでご紹介したアロワナたちの原種だと言われています。

体長は飼育下で大きくとも60㎝ほどです。

他の品種と比べ鱗がしっかりしており、たくましいなという印象です。

体が硬いため方向転換が苦手。

そのため水槽の奥行きは最低でも60㎝必要ですのでお気をつけて準備してください。

縄張り意識がかなり強く、同種はともかく他の種類の魚との混泳は難しいのが特徴です。

個人的には下を泳ぐ種類もおススメしません(目が垂れてしまうため)。

値段は平均1万円以下から、珍しいプラチナだと10万こえる個体も…!

 

ブラックアロワナ

名前の通り黒みがかったアロワナです。

体も小さく(全長70センチほど)柔軟性があり120センチ水槽で飼育できる種類です。

このアロワナの中では性格は大人しめで、混泳が可能です!

アロワナの混泳仲間としては下の方を泳ぐ魚がおススメです。

注意してほしいのは数と水質です。

ケンカしないように最低三匹入れて水槽の掃除の頻度があがりますので注意してください。

水槽掃除がおっくうでないのならおススメできます。

シルバーアロワナの次にお安く迎えられるところもいいですね、ベビー個体は平均5千円から購入が可能です。

 

アロワナの維持費はどのくらいかかる?

 

ヒーター代

アロワナは元々暖かい地域の魚です、水温は28度前後に保つ必要があります。

水道からでる水がだいたい18度あたりですから、かなりあたたかいですよね。

さすが南半球に住む子たちですね!

そのためヒーターは年中つけ続けますし、水温計を定期的にチェックしておりました…。

一度筆者はヒーターが故障していることにアロワナの元気がないことに気が付き、急いで予備のヒーターを設置しました…。

皆さんもお気をつけて。(汗)

おススメはサーモスタット(温度調整機能)付きの物です!

自動的にオンオフして水温が上がりすぎないようにしてくれるのでぜひ!

維持費として月に6千円ほどかかるとみていいと思います。

 

フィルターの資材代

飼育を始めるとわかるのですが魚のフン、食べ残しなどが結構多いです。

特にアロワナは昆虫を食べますし、大型なので餌もフンも大量です…。

(そのせいで底の砂は入れず、入っていても流木程度なんてこともあります)

魚のいる水槽にはなくてはならないバクテリアのためにも、定期的に掃除と資材自体の買い替えが必要です!

中身はフィルターの種類にもよりますが、専用の綿・ろか材(穴の開いた短いパイプのようなもの)などを月に一度買いなおすと考えると2,3千円程でしょうか。

 

エサ代

先ほど前述したとおり、昆虫を食べるアロワナたち。

ミルワームやコオロギなどを好んで食べますので、小さい魚のようにフレーク状の餌では生きていけません。

しかしずっと昆虫ばかり与えると栄養がかたよるため、

人口餌料も購入する必要があります。

最初は人工飼料を中心に時々昆虫(常にストックしておいた方がいいです)となりますと2,3千円ほどとかんがえていいと思います。

総合的には約1万円は最低でもかかると考えておきましょう!

 

アロワナの値段の平均はどれくらい?飼育での維持費についてもご紹介!【まとめ】

 

*アロワナは種類によって値段に差がある(成体に近いと2万円~14万以上)

*初心者におススメするのはシルバーアロワナ、ブラックアロワナ(掃除が嫌でない人)

*維持費は1万円ほどかかる。

 

いかがでしたでしょうか、10年以上も生きる大きなアロワナたちと過ごすのは大変ですがけっこう可愛いところや(餌係の私にだけ寄ってくるシルバーアロワナを思い出します)ゆうゆうと泳ぐところを見て癒されることも事実。

自分の懐と相談、もしくは今から「アロワナ貯金」をするのもいいかもしれませんね!

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