ベタの寝床を手作りするならおすすめは?水槽のレイアウトの注意点

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「ベタに寝床や隠れ家は必要なもの?」

「ベタ水槽のレイアウトはどうしたらいいんだろ・・・」

「水草も入れたいけど、どんなものがいいんだろう・・・」

このように疑問に思ったことはありませんか?

極論をいってしまうと、ベタは寝床や隠れ家、水草がなくても飼育可能です。

水槽とヒーター、エサさえあれば飼育できてしまうというシンプルさもベタの魅力であり、初心者向けといわれる理由でもあります。

ですが、せっかく熱帯魚を飼うならば手作りで水槽のレイアウトも楽しみたいですよね。

今回はベタの寝床を手作りする際の、レイアウトに必要な隠れ家やおすすめの水草などをご紹介していきます。

手作り水槽で注意すべき点についても解説します。

 

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目次

ベタに寝床や隠れ家は必要なもの?

ベタを飼育する際、必ずしも寝床や隠れ家は必要なものではありません。

むしろない方がよいという見方もあります。

理由はベタの美しいヒレです。

ベタのヒレはとても繊細で傷つきやすく、大きさもあるため、固いく尖った障害物があるとヒレが裂けてしまいます。

きれいなヒレを保つためにはシンプルな水槽内がよいといわれていいます。

一方で、ベタ本来は沼などで水草や物陰に隠れ休む習性があり、その習性にあわせて寝床や隠れ家を用意した方がベタのストレスが抑えられよいともいわれています。

また繁殖をさせる際には、オスからメスを守るために隠れ家は必要になります。

また、寝床については設置することでベタのかわいらしい寝姿が見られることもあります。

 

ベタのかわいらしい寝姿とは?

ベタは他の魚のようにその場でじっとするのではなく、なにかに寄りかかるようにして眠ります。

さらにもともと沼地に生息しいていることから狭い場所を好みます。

このような習性から大きな水草の葉の上にちょこんとのって休むことがあるんです。

すごく愛らしくありませんか?

気性の荒い“闘魚”とのギャップがたまりませんね。

 

ベタの寝床を手作りするならおすすめは?

ベタの寝床を手作りしたい気持ちが高まってきたと思います。

手頃なものでは、おやすみリーフと呼ばれる人口の水草(観葉植物のポトスのような葉の形をしています)があります。

こちらは吸盤がついており水槽に手軽に設置できます。

なかにはビニールシートやサテン生地で自作する人もいるようです。

せっかく手作り水槽を立ち上げるなら本物の水草も入れたくなりますよね。

ベタにとって水草は必ずしも必要なものではありませんが、本物の水草を入れることで得られるメリットもあります。

それは主に下の4つの点です。

 

本物の水草を入れるメリット

・光合成によって酸素の供給源となること

・水質浄化効果により水質が安定しやすくなること

・隠れ家の代わりとなりベタが安心できること

・水槽の見た目が華やかになる

 

このようにベタの水槽に水草を入れるメリットはありますが、水草の種類には注意が必要です。

ベタの傷つきやすいヒレを守るために、柔らかいものを選ぶこと。

また大きなヒレがあるために、大量に水草を入れてしまうとベタは泳ぎ辛くなってしまうので、入れる量に気をつけること。

この2点を注意してあげましょう。

 

ベタの飼育におすすめの水草をご紹介

水草も当然生き物なので、水槽に入れるだけで管理のハードルが上がります。

水草の種類によってはこまめなトリミングをする必要があったり、光=照明が必要になるものもあります。

ここではベタにも優しく、ベタの飼育環境下で育てやすい水草を3種類、紹介します。

 

マツモ

金魚藻ともいわれている柔らかい水草です。

水に浮かべたままでも育ち、丈夫です。

成長スピードが早く、水中の養分を吸収することから水質浄化効果が高いといわれています。

また、直射日光を避けた明るい場所でうまく育ちます。

こまめなトリミングを意識すればベタにとっても問題ないといえます。

 

アヌビスナナ

観葉植物のポトスのような水草です。

こちらは人口水草のおやすみリーフ代用にもなります。

こちらもかなり丈夫で強い光や二酸化炭素の添加が必要ありません。

成長もおだやかなので、こまめなトリミングも不要です。

 

アマゾンフロックピット

水面に浮くタイプの丸い葉をもつ小型の水草です。

オスのベタの作る泡巣の土台にもなります。

日当たりのよい場所を好みますが、蛍光灯でも育成可能です。

二酸化炭素や光量が十分にある環境では成長スピードが早いのでその点は注意が必要です。

 

ベタの水槽レイアウトの注意点は?

次にベタの水槽をレイアウトする際に注意するべき点をご紹介します。

 

底床材

水質に影響を与えない、または弱酸性になるものがベタには適しています。

水質が変化しないものとしては、田砂やガーネットサンド、グラスサンドがよいでしょう。

グラスサンドはその名の通りガラスでできた砂で、様々な色展開があります。

ベタにあわせた組み合わせを楽しめます。

アクアリウム用のソイルはベタの好む弱酸性に傾く傾向があり、こちらもおすすめです。

 

隠れ家

繁殖を考えている場合はメスをオスから守るために用意しましょう。

繁殖以外でもオス・メスともに落ち着ける場所となるので、ヒレがひっかかりそうなものは避け、水槽に入れてあげるといいでしょう。

100円ショップにある素焼きのミニサイズの植木鉢やぐい吞みなどは水質を変化させることもありませんのでおすすめです。

 

流木

流木は水槽のレイアウトのアクセントになりますよね。

ベタ水槽には小枝のようなものではなく、尖っていない太い幹のような流木を使用するといいでしょう。

水槽に入れる前は必ずアク抜きをしてください。

また、天然の流木には寄生虫がいることもあるので、使用は控えたほうが無難です。

 

ベタの寝床を手作りするならおすすめは?水槽のレイアウトの注意点【まとめ】

ベタの寝床や隠れ家、手作り水槽のレイアウトの注意する点などを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

飼い主も楽しく、ベタにも優しい水槽作りにぜひ挑戦してみてください。

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